どこか新しい場所を旅行するとき、あなたは必ず目的地を決めますよね。
ビジネスにおいてもまったく同じことが言え、“どんなお客さんに・どのように・何を提供し・どうなってほしいのか“を決めることは必要不可欠です。
そこで今日は、【ミッション】を軸にした“ビジネスプランの書き方“について、ぜひあなたに詳しく解説させてください。
自他ともに認める“完全保存版”に仕上がっています。
この記事の内容
- 6ステップで書くビジネスプラン。
- ビジネスに必要なミッション(使命)とは?
- “ビジネスプラン”シート配布中。
この記事は、何かビジネスアイデアがある、漠然とこんなことをしてお客さんに喜んでもらいたい、というかたの最初の一歩になるはずです。
ビジネスプランの【テンプレート・例】も準備しましたので、ぜひそちらも無料ダウンロードしてご活用くださいね。
それでは本日も張り切っていってみましょう!
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ビジネスプランは【ミッション】ファースト
ビジネスプランを考えるうえで、それがたとえ個人レベルの事業であっても、【ミッション】が明確にあることは超重要です。
なぜかと言うと、“お金儲け(または稼ぐ)“が先に来てしまうと、そのビジネスはあまり成長できず、結局は長く続かずに廃業へと追い込まれてしまうからですね。
僕の失敗談
- 以前:自分が“儲かる“ことだけを考え、ブログアフィリエイトでYMYL系ばかりを取り扱っていたが、最終的な売上が10分の1に激減。
- 現在:読者がうまくいくこと・イキイキと働くことを使命に運営を再開したことで、サポート業務をさせていただくお客さんが激増。
このように僕は自分の経験を持って、その重要性を学びました。
つまりミッションとは、あなたやあなたのビジネス自体の存在意義や、社会に果たすべき使命(あなたが目指す理想像を含む)のことですね。
だから、これからビジネスを始めるあなたにも、まずは“ミッション“の明確化からスタートすることを、何よりも強くおすすめします。
そもそも“ミッション“とは何か?
ミッション = 使命
あなたやあなたのビジネス自体の存在意義や、社会に果たすべき使命(あなたが目指す理想像を含む)。
そもそもミッションとは【使命】のこと。
あなたのお客さん(見込み客)に対して“どのように役立つのか”と、言い換えることもできます。
例)ユニクロの使命【服を変え、常識を変え、世界を変えていく】
よい機会ですから、あなたやあなたがこれから始めるビジネスのミッションを、ぜひじっくりと考えてみてください。
もちろん一発で腑に落ちるミッションが見つからないのは当然ですし、自分や自分のビジネスが成長するにつれて、ミッションは必ず変化していくものです。
なので、まずはいま頭に浮かんでいるミッションがベストだと思い進めていき、行動する中で少しずつ軌道修正していけばOKですよ。
6ステップで書くビジネスプラン
さてここからは、ミッション(使命)を中心にすえながら、実際に“ビジネスプラン“を書いていきましょう。
でも、ここで1つ気をつけなければいけないことがあります。
それはビジネスプランを書くとき、20ページにも40ページにもなるような長文になってしまっては、絶対にダメだということ。
むじろ長すぎるものは、あとで読み返すことがまずありませんから無意味ですし、個人レベルのビジネスだったら、実は“6項目“もあれば十分なんですよね。
だから必ず、ビジネスプランはできるだけ“シンプル“になるように、自分自身でもいつも心がけるようにしてます。
ビジネスプランに書くべき項目
- 基本情報
- メッセージ
- マーケティング
- プロダクト
- 制作・配布方法
- ゴール
たったの6項目だけですから、今すぐ取りかかれますよね?
なお、いちばん大切にすべきミッションについては、上の一覧で言う“基本情報”と“メッセージ”の項目にズバリ当てはまります。
【テンプレート・例】配布中!
記事でご紹介しているビジネスプランの書き方ですが、僕がご登録者さんに限定で配布しているビジネスプランシートの【テンプレート・例】より抜粋しました。
もちろん、今回は“無料“でプレゼントしますので、ぜひこちらのプランシート(PDF版)をご覧になりながら、この記事を読み進めてください。
下記より“リクエスト“していただければ、いますぐメールにてお送りいたします。
リクエストフォーム
※お申し込み情報は個人情報保護の観点よりプライバシーを厳守いたします。
<ご登録特典:E-BOOK>
- 特典①:スモールビジネスはじめの一歩
- 特典②:デジタル・プロダクト・アイデア・リスト
- 特典③:“ネット集客”の基本設計図
リクエストをしていただいたかたには、上のようにさらに3つの【EーBOOK】を無料特典として、あわせてプレゼントさせていただきますね。
全50ページ以上という超大作に仕上がってます!
① 基本情報
ビジネスプランの項目、1つ目は基本情報です。
あなた(またはあなたがこれから始めるビジネス)の情報を記載する項目で、“何と言う屋号“で“何をしているか“を簡潔にまとめましょう。
ここでは【ミッション(使命)】を書く欄も、もちろん設けています。
屋号
会社名、サービス名。
これからあなたが始めようと考えているビジネスの名称、またはブログやサイトを軸に開始するならブログ名、サイト名でも構いません。
僕で言うと、Yourlogです。
エリア
ビジネスを始めようと思っている特定のエリアがあれば記載します。
ネットを使ったビジネスならオンラインで構いませんが、地域・エリアを限定させるSEO(検索エンジン最適化)でも優位に立てます。
僕で言うと、オンラインですが地域を限定さえるなら出身地である北九州市を、メインのビジネスターゲットにしています。
形態
個人、法人、NPOなど、今の状況でもいいですし、今後あなたが目指している姿でも構いません。
僕で言うと、個人が当てはまります。
ビジネス内容
あなたがこれから取り組もうとしているビジネスについて、できるだけ簡潔に(シンプル)に、その内容をまとめてみましょう。
僕で言うと、個人とスモールビジネス向けのオンライン起業・副業サポートです。
ミッション(使命)
いちばん重要なパート。
現段階で思う、あなたやあなたのビジネス自体の存在意義や、社会に果たすべき使命(あなたが目指す理想像を含む)を書いてみましょう。
僕で言うと、オンラインでビジネスを身近に・個人が活躍できる世界に です。
アカウンタビリティ・チャート
いわゆる組織図です。
個人の場合は、基本的にすべてをあなた一人が行うと思いますが、たとえばアウトソースできる部分などを、この機会に考えてみると良いかもしれません。
僕で言うと、アフィリエイトサイトのライティング業務などは、業務委託などでアウトソースさせてもらっています。
② メッセージ
2つ目はメッセージの項目ですね。
たとえば“何“をサポートし、“どんな解決策”を提供できるかなどについて具体的に考えていきますから、ミッション(使命)とも密接に関わってきます。
いま答えられる範囲で構いませんので、ぜひ真剣に考えてみてください。
顧客のどんな問題を解決しますか?
あなたのビジネスは、どんな問題を解決できるでしょうか。
参考例
- ファイナンシャルプランナーの場合:お金の悩みを解決する。
- ネイルサロンの場合:美しくありたいという悩みを解決する。
解決すればどんな成果を顧客にもたらしますか?
その悩みが解決すれば、あなたのお客さんはどんな成果を得られるでしょうか。
参考例
- 弁護士の場合:適切な遺産相続を受け取ることができる。
- 僕の場合:オンライン活用であなたらしい起業・副業を始められる。
その成果のために何を顧客に提供しますか?
どんな成果が出るかわかりました。では、そのためにあなたはお客さんに何をしてあげることができますか。
参考例
- 美容師の場合:髪を切る・カラーをする・パーマをかけるなど。
- 税理士の場合:税務に関するアドバイスや実務全般。
どのようなサポートを顧客にしますか?
見える形のサポートがすべてではありません。あなたができるお客さんにしてあげられるサポートをいくつか挙げてみましょう。
参考例
- カウンセラーの場合:オンライン相談で心のケアをする。
- コーチングの場合:勇気づけることによって安心をサポートする。
あなたがこのビジネスをする理由は何ですか?
ミッション(使命)とも密接に関わりますから、当然、同じような答えになっても構いません。
参考例
- ローソン場合:私たちは”みんなと暮らすマチ”を幸せにします。
- GEOの場合:ポケットマネーで楽しめるレジャー。
顧客があなたを選ぶと確信できる理由はどこですか?
世の中にはあなたと同じビジネスをしている(始める)人・企業・組織がいくらでもあります。それでもお客さんがあなたを選ぶ理由を考えてみましょう。
参考例
- Aさんの場合:どこよりも早くお問い合わせ返信をする。
- B企業の場合:○○エリア(地方)でNo. 1。
他にないあなたの独自性(ユニークポイント)は?
選ばれる理由と似ているところもありますが、今あなたが思う範囲であなた(もしくはあなたのビジネス)が他にはないユニークな点は何でしょうか。
参考例
- Cさんの場合:誰よりも親身になってクライアントの話を聞く。
- D企業の場合:他社はない特別な特許を持っている。
③ マーケティング
3つ目の項目はマーケティングです。
マーケティングと言うと難しそうに聞こえますが、まずは理想とする“ターゲット層“と“マーケット属性”をざっくり抑えるだけで十分です。
ターゲット層
たとえば、10代の若造が経験豊富な50代・60代のビジネスマンをターゲットにしても、やはり良い反応はもらえません。
だから、あなたがビジネスを始めるうえでも、どの層をターゲットにするかは意外と大切なんですよね。
いますぐ思い付かないと言う場合は、日々の生活で気が合う層・よく会話する層をターゲットにしてみるのは、なかなかグッドアイデアです。
マーケット属性
顧客属性とも言いますが、ようは性別や年齢、興味や関心などのことを指します。
たとえば20代・会社員や、40代・OL、あるいは通販テレビに興味のある主婦層などを、マーケット属性と呼びます。
あなたのキャラクターによって刺さる層(もちろん僕には僕に合う層)は異なってきますから、ぜひじっくり検討してみてください。
市場規模
世の中で目にするあらゆるビジネスに市場がありますから、ここはあまり難しく考える必要がありません。
ただし、あまりにもニッチすぎる市場(ほとんどの場合、数名・数十名規模)だと、売り上げをあげることが難しいため、注意する必要があります。
たとえば、競合が多い市場は一見するとビジネスが難しいように感じるかもしれませんが、逆に言うとそれだけ市場規模が大きいということも覚えておきましょう。
理想とする顧客をどこで見つけるか?
これを読んでくれているあなたは、オンラインでビジネスをスタートさせようと思っているはずですよね。
なので答えは“オンライン“には間違いないのですが、属性によってはTwitterなのかYouTubeなのか、あるいはブログなのかで実は反応率が大きく変わります。
または、あなた自身でも得意・不得意が出てくると思いますので、まずはアプローチしやすいエリアから始めてみることは、なかなか良い選択かもしれません。
ブランド戦略
戦略という言葉がつくと、少し難しいように感じますが、ようは高額商品(サービス)で攻めるのか、低価格帯で攻めるのかの違いです。
たとえば、中国・韓国から仕入れてAmazonで販売するような物販モデルだと低価格な戦略になりやすいですよね。
一方、コンサルティング・コーチング事業などであれば、逆に単価が低すぎると“怪しい・効果が薄そう”という心理が働き、敬遠されがちです。
見込み客獲得戦略
オンラインで見込み客を集めるためのフォーマットが、すでに多くのマーケターの試行錯誤によって、いくつかのフォーマットに絞られます。
それをマーケティング用語で“セールスファネル“と言うのですが、ここでは書ききれませんので、以前書いた以下の記事をぜひ参考にしてください。
-
お客さんを自動で集めるセールスマシーンの作り方【スモールビジネスの始め方⑥】
続きを見る
コンバージョン戦略
始めて聞いたかたも多いかもしれませんが、コンバージョンとは“変換・転換・交換“といった意味を持つ英単語です。
たとえば、ネットショップ訪問者が購入すればコンバージョンを獲得したことになりますし、またはホームページからお問い合わせがあれば同じことが言えますね。
コンバージョン戦略は、職種・扱う商材(商品なのか、サービスなのか)によっても、まったく変わってきます。
>> ホームページを作る前に考えておくべきたった1つのこと【役割を決めよう】
ワンポイントアドバイス
ビジネスプランには、いますぐに埋めることができない項目もあると思いますが、まったく【問題なし】です。
つまり、いま何が“明確“で何が“明確じゃない“かを把握し、それについてこれから深掘りしていくことに意味があるんですよね。
だからまずは各項目について、手を動かして書いてみましょう。「ビジネスプラン“テンプレート・例“」もぜひ参考に。
④ プロダクト
4つ目の項目は、あなたが販売するプロダクトです。
プロダクトとは形のある商品のことを指していますし、美容師や先生あるいはデザイナーなどのように“形のないサービス“などもこれに当てはまります。
プロダクト詳細
あなたが提供する(しようと考えている)商品・サービスについて、ここで詳しく考えていきましょう。
なお、僕のようにブログ記事やYouTube動画などのコンテンツも、当然プロダクト【デジタルプロダクト】として考えてOKです。
もちろん最初のプロダクトがアイデアレベル、ということは決して恥ずべきことじゃありませんので、まったく問題なしですよ。
むしろ、アイデアレベルの方が少額(または無料)でテストしやすいため、僕は大いに大歓迎だと思っています。
-
ビジネスアイデアを今すぐテストするための7ステップ【スモールビジネスの始め方③】
続きを見る
顧客に提供する結果
プロダクト(あなたのビジネス)の核となる部分です。
“メッセージ”でも書いたと思いますが、改めてあなたのビジネスをプロダクトに落とし込んだ場合、“どんな結果“をお客さんに提供できるか考えてみましょう。
もしどんなビジネスか、まだ決めかねているということでしたら、あなたの好き・得意・世間のニーズなどを、今一度、整理してみてはいかがでしょうか?
>> あなたに合ったビジネスの選び方【スモールビジネスの始め方①】
強み(ユニーク性)
こちらも“メッセージ”でも書いたと思いますが、改めてあなたの“強み“をプロダクトに落とし込んだ場合について、考えてみましょう。
または、お友だちや同僚あるいは既存のお客さん(もしあれば)に、あなたの強みについて率直に聞いてみるのも一案です。
⑤ 制作・配布方法
5つ目の項目は、プロダクトの制作・配布方法です。
あなたが上で考えたプロダクト(サービス・デジタルプロダクトを含む)を、どのように制作して、どのように配布するかを決めていきましょう。
制作プラン
いちばん安価に済むプロダクト制作方法は、当然あなた自身で制作することです。
ただし自分で何でもやろうとすると、スピードが遅くなりがちですよね。
そこで、「ココナラ」のようなクラウドソーシング(外注)でお願いすれば、低価格かつスピーディに対応してくれます。
ビジネスはスピードが命ですから、ぜひ前向きに検討してみましょう。
配布プラン
プロダクトの配布方法はビジネスタイプによって違ってきます。
たとえば、形のある商品(ネットショップ)なら配送ですし、コンサルティングならメール・音声・動画形式かもしれません。
そして意外に思われるかもしれませんが、いまだに郵送・DMが使われている理由は、うまくやれば反応率を高くできるためですね。
もちろん、最初は予算に合わせて決めても全然OKです。
⑥ ゴール
ビジネスプランのさいごは、ゴールについてです。
せっかく始めるあなた自身のビジネスですから、1年後・5年後の“金銭的な“ゴール(目標)はしっかりと決めておきたいところですよね。
特に漠然としたものよりも、数字に落としておけば目で見てすぐに達成度が分かりますから、シンプルに売上・利益の2つで考えてみましょう。
かつ、“達成したいこと”という漠然としたゴール項目も、あえて入れています。
1年後 & 5年後
ゴール(目標)を毎年考える人もいますが、まずは1年先と5年先でOKです。
そして、1年が終われば次の1年、その次の1年が終われば次の次の1年のように、毎年アップデートしていきましょう(5年後のゴールは5年ごとに)。
売上
どのくらいの売り上げを作りたいでしょうか。プロダクトを何個売れば良いのか、目安をつけることは大切です。
たとえば年間100万円を売り上げたいとして、あなたのプロダクトを1万円で売った場合、当たり前ですが以下のような計算式が成り立ちます。
1,000,000 ÷ 10,000 = 100個 / 年間
利益
ビジネスを始めたころに、意外と見落としがちなが“利益”です。
利益とは単純に言ってしまうと、【売上 - 費用(コスト)】のことですね。
極端な話、たとえば1,000万円を売り上げたとしても費用が999万円かかってしまえば、利益はわずか1万円です。
(※もちろん上の例はかなり飛躍した極論ですが。笑)
どれだけ利益を残したいにかによって、ビジネスを組み立てる(プロダクト単価を決める)ことも、ぜひ検討してみてください。
達成したいこと
目で見てすぐに達成度がわかるよう、ゴールを数字に落とし込むことが大切なのは間違いありませんが、あえて“達成したいこと”という欄を設けました。
ここでは、毎月海外旅行に行けるようになるとか、子どもにお願いされたおもちゃは全部買ってあげられるようになるなど、ワクワクするゴールを設定しましょう。
文字として書き起こすことで、なんだか勇気がわいてきませんか?
ビジネスプランの書き方 まとめ
今回は、【ミッション】ファーストで考える“ビジネスプランの書き方”について、詳しく解説しました。
冒頭で書いた通り、“完全保存版”に仕上がっていると自負しています。
ミッション = 使命
あなたやあなたのビジネス自体の存在意義や、社会に果たすべき使命(あなたが目指す理想像を含む)。
ビジネスプランに書くべき項目
- 基本情報
- メッセージ
- マーケティング
- プロダクト
- 制作・配布方法
- ゴール
「ビジネスプラン“テンプレート・例“」も準備していますから、よろしければダウンロードしてご活用くださいね(もちろん無料です)。
それでは、本日はこのへんで!
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