
ブログ・アフィリエイトの収益化は、Google検索からの訪問者に大きく依存することを、あなたも身をもって経験しているかと思います。
検索数の多いキーワード(ビッグキーワード)は競合も多いですし、かといって自分しか知らないキーワードで記事を書いても、当然、誰にも見てもらえません。
そこで今回は、ブログ記事作成に欠かせない“検索ボリュームの調べ方”について、詳しく解説してみました。
この記事の内容
- 検索ボリュームとは?(基礎編)。
- キーワード選定方法と無料でできる検索ボリュームの調べ方。
- 読者の意図で違う検索キーワードの種類と検索数。
Google(Yahoo!も同じ)検索では、似たようなキーワードであっても、月に検索される回数が何倍も違っていることがあります。
また、検索キーワードの種類によっては、すぐにコンバージョンできたり、逆にできなかったりすものがあることを、あなたは知っていたでしょうか?
この記事では、そのヒミツについてもじっくりと説明いたしますね!
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検索ボリュームとは?
まずは、基本的なことから始めましょう。検索ボリュームとは何でしょうか?
僕は以下のように定義しています。
検索ボリュームとは・・
Google(またはYahoo!)などの検索エンジンで、特定のキーワードがどのくらい検索されたかを表す数字である。
特に月にどのくらい検索されたかを知る“月間検索ボリューム(月間検索数)”は、ブログ運営をする上で絶対に外せない数字です。
なぜなら、ブログ運営での売上・成果は毎月ごとに見ていくのが普通で、それには月間PV(月にどれだけ見られたか)と言う表現からも見てとれますよね。
検索ボリューム(月間検索ボリューム)の目安
この検索ボリューム(多くの場合、月間ボリュームを指す)には、キーワードごとに以下のように3つの目安があります。
月間検索ボリュームの目安 | 検索ボリュームの呼び名 | 難易度 |
1万回以上 | ビッグキーワード | ★★★ |
1,000~1万回 | ミドルキーワード | ★★☆ |
1,000回未満 | スモールキーワード | ★☆☆ |
表のさいごにある難易度とは、競合の多く上級者向けのキーワードです。
1つ1つ、もう少し詳しく見ていきましょう。
ビッグキーワード
まず ビッグキーワードですが、Googleでの検索ボリュームが多いキーワードのことを指します。
目安としては、月1万回以上検索されているようなキーワードを総称し、キーワード例で言うと、「福岡」「ゲーム」「ディズニーランド」などですね。
ただし、必ずしも1キーワードである必要はなく、「福岡 観光 」「ゲーム アプリ」「ディズニーランド チケット」などのように2語以上のワード(複合キーワードと言います)であっても、検索ボリュームが1万回を超えるようなものも、すべてビッグキーワードに該当します。
検索数が多いということは、当然、競合(凄腕アフィリエイターや公式サイト)も多いことから、初心者にとっては難しいキーワード群です。
ただし、ある方法を使えば上位表示を狙えないこともありませんので、その方法については下の記事で詳しく書きました。
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【まとめ記事の書き方】ブログPVを爆増させるSEO対策の1つとは?
続きを見る
ミドルキーワード
つづいてのミドルキーワードですが、目安としては検索ボリューム(月間ボリューム)が1,000~1万回くらいのキーワードのことを指します。
たとえば「福岡 ホテル おすすめ」みたい複合キーワードは、月間検索数が1,000~1万回くらいですから、すべてミドルキーワードに該当しますね。
難易度としては ビッグキーワードよりも低く、また検索数もスモールキーワードと比べても多いことから、狙い目のキーワード群と言えます。
スモールキーワード
通称“ロングテールキーワード“とも呼ばれているキーワード群で、目安としては月間ボリュームが1,000回未満のキーワード指します。
ロングテールキーワードとは、競合が少ないけれどそれなりの読者が確実に存在する(検索する)、いわば穴場キーワードのことですね。
たとえば「福岡 観光」だと競合も多すぎることから、上位表示させることはほぼ不可能と言って間違いありませんが、「福岡観光 一人旅」だったら競争率がグッと下がりますから、ブログ初心者のかたであっても、上位表示を狙えますよね。
このような穴場キーワードのことを、ロングテールキーワードと呼びます。
検索ボリュームがブログ運営に大切な理由
ブログ運営において、検索ボリュームはとても大切です。
例えば、「めまいがする」と「くらくらする」はほとんど同じ意味ですが、下のように検索ボリュームは大きく違います。
- めまいがする:2,900回 / 月
- くらくらする:4,400回 / 月
せっかくなら、多く検索されているキーワードで上位表示させたいですよね?
だから検索ボリュームは、とても大切なのです。
ただし検索数が多いからといって儲かるとは限らない
ここまで読んだあなたは、「検索数(検索ボリューム)が多いキーワードで上位表示できれば儲かる!」と考えたかもしれません。
しかし、実は一概にもそうは言いきれないのです。
例えば、あなたのブログで、(もしくはアフィリエイト商材)として、「ビットコイン」を取り扱っているとしましょう。
月間ボリュームの比較
- ビットコイン:100万回以上( ビッグキーワード)
- ビットコイン 購入方法:1,000回未満(スモールキーワード)
たくさんの成果を上げたいのであれば、ビットコイン取引所の口座開設がしたい、と考えている読者を集めるのがいちばんですよね。
(※補足:ビットコインのアフィリエイト案件は、取引所の口座開設あたり〇〇円が報酬としてもらえるように設定されています)
なので、 ビッグキーワードである「ビットコイン」を狙うよりも、「ビットコイン 購入方法 」みたいなスモールキーワード(複合キーワード)を狙う方が、実は圧倒的に儲かるということは十分にありえます。
このようにキーワードによって読者の検索目的は大きく変わるのですが、その辺についての内容なら、「【検索キーワードの種類】読者の検索意図の分類を正しく学んでブログ収益化を達成しよう」に詳しく書きました。
検索ボリュームの調べ方(無料ツール)
前置きが長くなりましたが、いよいよ検索ボリュームの調べ方に進みます。
有料・無料ツールとありますが、ここでは無料で使えて、かつ初心者のかたにもやさしいツールのみを3つ紹介しますね。
- Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
- Keyword Surfer(キーワードサーファー)
- Google キーワードプランナー
1つ1つ詳しく見ていきましょう。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
1つ目に紹介するのが、「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」ですね。
無料で使えるのは1日あたり3回までという制限はありますが、特定キーワードの
検索ボリュームを簡単に知ることができる便利ツールです。
上のリンクのサイト内にある検索窓に、あなたが調べたいキーワードをいれて「SUBMIT」を押せば、以下のように検索ボリュームを教えてくれます。
(ログイン不要かつ無料です)
今回は、「福岡観光 一人旅」というキーワードを調べてみました。
ボリュームという部分が、月間検索ボリュームです。
表示されている検索ボリュームは、Ubersuggest独自によるアルゴリズム予測ですから、厳密にはGoogle(Yahoo!)での検索数とはピタッと一致はしていませんが、参考値としては十分な精度です。
Keyword Surfer(キーワードサーファー)
つづいて紹介するのが、「Keyword Surfer(キーワードサーファー)」ですね。
Chromeブラウザの拡張機能として提供されていて、こちらは完全無料・回数制限なしで検索ボリュームを知ることができる便利ツールです。
上のリンクのサイト内にある「Chromeに追加」に進み、「拡張機能を追加」をクリックすることで、自動的に使えるようになります。
(※Chrome拡張機能のため、タブレット・スマホでの使用不可。パソコンのみ)
今回は、「福岡観光 モデルコース」というキーワードを調べてみました。
使い方は簡単で、いつものようにGoogle検索窓にキーワードを入力するだけで、自動で上の赤枠のように、検索ボリューム数を表示してくれます。
Keyword Surferは、いま僕がいちばん注目する調査ツールです。
Google キーワードプランナー
さいごに紹介するのが、「Google キーワードプランナー」です。
検索ボリューム向けの王道の調査ツールと言えば、やはりGoogleが公式に無料提供しているこのキーワードプランナーですよね。
ただし、初回の設定が少しややこしいところもあるため、使い方については以下の記事にしっかりと書かせてもらいました。
ぜひ参考にしてください。
初回設定・使い方ガイド
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【キーワードプランナーの使い方】無料の登録方法から検索ボリュームの調べ方まで完全解説
続きを見る
さて、キーワードプランナーのメリットは、一般的な調査ツールが特定キーワードの検索ボリュームを1つ1つ調査しないといけないのに対して、複数のキーワードをまとめて調べる(一括調査)ができる点です。
たとえば「ラッコキーワード(無料)」のような、特定キーワードに対する関連キーワードを一括で確認できるツールとあわせて使えます。
使い方については、以下の記事にまとめました。
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【ブログネタ】がない!その悩み“ラッコキーワード“を使えばマルっと解決(使い方も解説)
続きを見る
Google キーワードプランナーは、僕らブロガー(アフィリエイター)にとって、絶対に欠かせない調査ツールです。
検索ボリュームの調べ方 まとめ
今回は、検索ボリュームの調べ方について詳しく解説しました。
また以下のように検索ボリュームの目安・呼び方、またはブログを書くうえでの難易度についても紹介しましたよね。
月間検索ボリュームの目安 | 検索ボリュームの呼び名 | 難易度 |
1万回以上 | ビッグキーワード | ★★★ |
1,000~1万回 | ミドルキーワード | ★★☆ |
1,000回未満 | スモールキーワード | ★☆☆ |
個人がブログを書くうえで狙うべきは“ミドルキーワード“です。
以下で紹介したような調査ツールを使えば、いますぐ無料で簡単に検索ボリュームを調べることができますよ。
ぜひ活用してみてくださいね。
長くなりましたが、本日の内容は以上です。
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