もしあなたが自分でビジネスを始めたいとすると、最初にぶち当たる課題は【どんなビジネスをするか?】です。
または、あなたが【どんなビジネスをしたいか?】かもしれません。
これを決めないことには何も始まりませんし、ビジネスを大きく(安定)させることはできないですよね。
だから今日は、“あなたに合ったスモールビジネスの選び方”について書きました。
すでにやりたいことがたくさんあるかたはもちろん、まだまったく何も決まっていないゼロベースの方でもOKです。
それでは、さっそくいってみましょう!
この記事は、“スモールビジネスの始め方”シリーズの①話目です。
その他の関連記事については、「【完全保存版】スモールビジネスの始め方」をご覧くださいね。
ビジネスの3つの種類
どんなビジネスをするかを決めるためには、【どんなビジネスがあるか】を知ることがいちばんですね。
世の中には大きく分けて、サービス業・物販・デジタルコンテンツと言う3つのビジネスがあります。
サービス業
1つ目のサービス業とは、たとえば近所の美容院とか学校の先生などのことです。
もちろんインターネット上で行うような、ホームページ制作、デザイナーなどのお仕事についても、サービス業の1つと言えますね。
つまりは、無形(形のない)ビジネスのことを指しています。
物販
2つ目の物販とは、世の中でもいちばん数の多いビジネスと言ってよく、コンビニから高級ブランドまで、商品(プロダクト)を販売するビジネスのことですね。
つまりは、有形(形のあるモノ)全般のことを指しています。
この中には趣味で作った編み物や陶芸品などのハンドメイド作品を、友だちやマルシェで販売するような活動も含まれます。
デジタルコンテンツ
さいごは、デジタルコンテンツですね。
たとえばNetflixが手がける映画やドラマもそうですし、法人のみならず“個人“で販売するオンライン面談やオンライン講座などもデジタルコンテンツです。
今のトレンドとしては、ブロガーやYouTuberなどの活動も、もちろんデジタルコンテンツの1つです。
ちなみに、デジタルプロダクトとデジタルコンテンツは、呼び方は違いますが同じものだと思ってください。
あなたに合うビジネスが見つかる3つの質問
ビジネスの種類がわかったら、次は“どんなビジネスがあなたに合うか”を知る必要がありますよね。
そこで、以下の質問に答えてみてください。
何をするときに喜びを感じますか?
たとえば誰かと話すことが好き、文章を書くことが好き、多くの人の前で話すことが好きなど、人によって“喜びの源泉“はさまざまです。
一度、あなたが喜びを感じるとき(またはアクティビティ)などを、リスト化してみることをおすすめします。
(※作業時間の目安:1〜2時間)
どんなことに興味がありますか?
ガーデニング・チェス・フォトグラフィー・動物など、趣味や興味があるものなら何でも構いません。
また、今すでに関わっているものじゃなくても、少し興味があるからこれから関わってみたいレベルでもOKです。
(※作業時間の目安:1時間)
人より少し得意なスキルは?
プロレベルと言っていいスキルのみならず、辛抱強いとか、コミュニケーションが得意など、些細なことでも構いません。
もっと言うと、いまトレーニング中(勉強中)のスキルでもOKです。
たとえば僕の姉は趣味で編み物をしていたのですが、初心者レベルのころからマルシェなどに出店して、たくさんの方々に購入していただいてました。
(※作業時間の目安:1〜2時間)
ポイント
3つの質問になかなか回答できないなら、たとえば【やりたくないこと】や【苦手なこと】など、“逆のこと“を挙げてみると、今まで気づけなかったあなたに出会えるかもしれません。
組み合わせで見つかるビジネスアイデア
3つの質問をリスト化したら、それらを組み合わせてみましょう。
上の図解のように、好きなこと・得意なこと・儲かること(ニーズ)の中間点が、あなたに合うビジネスです。
この3つの“中間点“にあるビジネスを選ぶのには、とても大切な理由があります。
チェックリスト
- 好きなこと:嫌いなことをビジネスにすると長続きしません。
- 得意なこと:人はあなたの特性(性質)に対価を払います。
- 儲かること:好き・得意でもニーズがなければ稼げません。
なお、3つすべてに当てはまる必要は決してありません。
最低でも2つが合えばOKで、たとえば好きなことと儲かること(ニーズ)のペア、または得意なことと儲かること(ニーズ)のペアですね。
ただし、好きなことと得意なことのみのペアは、“絶対に“おすすめできません。
儲からないことはビジネスとして成立しないからです。
ケース・スタディを見てみよう
理解はできても、実践するのはとても難しい思いますので(僕も苦労しました)、ここで少し過去の僕についてお話しさせてください。
当時の僕の3つの質問への回答は下のようでした。
- 好きなこと:オンラインマーケティング
- 得意なこと:書くこと(文章力)、まとめる力
- 儲かること:ブログ運営、コンテンツ発信
だからこそ、いま僕はこうしてブログを書き始めてコンテンツ発信で生活できていますし、これからもそうであるはずです。
一方でしゃべることは苦手ですから、YouTuberはあきらめました(あきらめたからこそ、今に集中できています)。
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たくさんのビジネスアイデアと出会うことで、あなたが理想とするビジネスがきっと見つかるはずです。
なので、ビジネスアイデアをまとめた“デジタル・プロダクト・アイデア・リスト”を作りました。
PDF形式のリスト(もちろん無料!)ですから、下記より“リクエスト“いただければ、いますぐメールにてお送りいたします。
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※お申し込み情報は個人情報保護の観点よりプライバシーを厳守いたします。
<ご登録特典:E-BOOK>
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ビジネスアイデアをランキングする
あなた自身を知り、そしてたくさんのビジネスアイデアについて理解を深めたら、ランキングをつけていきましょう。
下に、サンプル表を作ってみました(参考例です)。
アイデア | 自分の関心度 | ニーズ | 収益性 / 展望 | トータルスコア |
ガーデニングのセミナー講師 | 3 | 2 | 4 | 9 |
健康関連ブログ | 5 | 9 | 10 | 24 |
プロテイン商品のアフィリエイト | 7 | 5 | 6 | 20 |
フィットネスのトレイナー | 2 | 7 | 8 | 17 |
コーチング | 9 | 3 | 7 | 19 |
このようにビジュアライズ化させることで、これらのビジネスを“あなたが毎日やっている様子“を考えるサポートにしてください。
というのも、人によってビジネスの目標は違ってくるからですね。
たとえば副業として週3〜4時間くらいと考えている人、週30時間以上を注ぎ込んでスケールさせたい人、さまざまですよね。
いずれのケースでも、あなたの大切な時間を使いますから、スコア化しておくことで“心の準備“ができます。
アイデアを1つ選んでみよう
さて、ここまでのワークお疲れさまでした。
世の中に正解と言われるビジネスアイデアは1つじゃありませんし、正解かどうかは、正直、始めてみないと誰にもわかりません。
だから“何がベストか”をずっと探し求めるのではなく、あなたにとってベターなアイデアを【今】1つ選んでしまいましょう。
今日の記事を参考にしていただいたので、あなたはすでに選べるだけのビジネスアイデアをリスト化できたと思います。
そして、選んだアイデアをどのように育てるか(プランニングのことですね)については、“シリーズ②“にまとめました。
>> 個人向けビジネスプランの書き方【スモールビジネスの始め方②】
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