
副業を始めたい。でも、何をすればいいのかは決まらない。
そんな人に向けて書いたKindle本『何を副業にするか、まだ決まっていない人へ』の販売が始まりました。
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この本を書こうと思った直接のきっかけは、副業について一対一で相談を受けるようになったことです。副業に興味はあっても、売るものやサービスはまだ何も浮かばない。始め方を調べる前に、「何をするか」で止まってしまう人がいます。
だから今回は、仕事の一覧から自分に合いそうなものを選ぶ本ではなく、これまでの仕事や好きで続けたことを振り返り、最初に試すことを決める本にしました。
副業の候補を増やしても、一つに決まらない
「副業 おすすめ」と検索すると、Webライター、動画編集、オンライン秘書、プログラミングなど、たくさんの仕事が並びます。必要な道具や始め方も見つかる。違いを知るには便利です。
ChatGPTへ自分の経歴を伝えれば、自分に合いそうな候補も出せます。それでも、結局どれにするか決められない。どんな仕事があるかは分かっても、自分が会社の外で何をしたいのかまでは分からないからです。
僕自身、ひとりで仕事を始めたころ、自分の名前で何にお金を払ってもらえるのか分かりませんでした。自分探しのような旅にも出ましたが、帰ってきたら答えが見つかっていた、という格好のよい話でもありません。仕事の名前を眺めても決められない。結局、できそうなことを一つずつ試しました。
候補を増やすより、これまで何をしてきたかを先に思い出した方が、自分なりの選ぶ理由が見つかりました。
「得意なこと・好きなこと・お金を払ってもらえそうなこと」で考える
いま、僕が仕事を考えるときに見ているのは、「得意なこと」「好きなこと」「お金を払ってもらえそうなこと」の三つです。
ただ、この三つを意識して仕事を選んできたわけではありません。
学生のころは、海外からブランド腕時計を仕入れ、ネットショップで販売していました。腕時計そのものには、それほど興味がありませんでした。好きだったのは、商品を探し、ページを作り、注文を受ける店の運営。多少できた英語は海外の店とのやり取りに使えましたし、実際に商品を買ってくれる人もいました。
一方、タイの自動車部品メーカーには九年勤めました。営業そのものは嫌いではありません。ただ、製造業や自動車部品が得意だったわけでも、好きだったわけでもない。長く続いた仕事と、自分に合っていた仕事は、同じではありませんでした。
今になってみると、あまり無理をせず続けられた仕事は、この三つが重なっています。要するに、結果論。僕が無理なく続けるには、この三つが必要でした。ただし、誰にでも当てはまるとは思っていませんし、無理にすべてを埋める必要もありません。
ChatGPTには、副業を決めてもらわない
本の前半で書くのは、これまでの仕事で実際にしていたこと、人から頼まれたこと、つい時間を使ってしまうこと、自分がお金を払って人に頼んだこと。一つにつき一行で十分です。
後半では、読みながら書いたメモをChatGPTへ渡します。ただし、いきなり「自分に向いている副業を教えて」とは聞きません。質問は一回に一つ。答えながら、思い出したことをメモへ加えていきます。
質問が終わったら、「誰に、何をするのか」が分かる候補を三つ出してもらいます。職業名だけではなく、その仕事を頼むのはどんな人か、何にならお金を払ってもらえそうかまで含めた候補です。
ChatGPTに一位を決めてもらうわけではありません。三つを見比べて、「これなら一度試してみたい」と思うものを選ぶ。最後に決めるのは自分です。
副業の候補は、まず一度だけ試す
副業の名前が決まっても、自分が続けられるかどうかはまだ分かりません。そこで本書では、サービス名や料金を考える前に、選んだ候補を一度だけ試します。
たとえば、自分の不要品を五点選び、近所のフリマで売ってみる。品物を選ぶ時間、値段を付ける時間、会場へ運ぶ時間まで予定に入れます。
試したあとに見るのは、売れた数だけではありません。値段を考えるのは楽しかったか。人へ説明するのをもう一度やりたいと思ったか。準備には何時間かかったか。ここまで分かれば、続けるか、やり方を変えるか、別の候補へ戻るかを考えられます。
最初から正解の副業を当てるのではなく、一度やって分かったことから次を決める。本書で一番伝えたかったのは、この進め方です。
前作は仕事の時短、今回は副業の選び方
前作の『ChatGPTで始める、毎日の時短仕事術』では、毎朝のメールと予定を一度に確認する方法を書きました。今回は、何を副業にするか決まらないときに、これまでの仕事や好きだったことを振り返るところから始めています。
二冊とも、知っていることを全部詰め込んだ本ではありません。以前の自分が困っていた場面を一つ選び、同じところで迷っている人が、読みながら手を動かせるように書きました。
副業は、試したあとにも選び直せる
この本をいちばん届けたいのは、商品やサービスを考える前の人です。
副業はしたい。でも、何をすればいいか分からない。調べても決まらない自分に、少し焦っている。決めてから読むのではなく、決まっていないときに開いてほしい本です。
この本を読み終えるころに決めるのは、まず一度何をやるか、その日をいつにするか。その二つだけです。実際に試したら、分かったことを三つの円へ書き足して、次を考えます。
僕は、副業は最初に言い当てるものではなく、やってみながら選んでいくものだと思っています。
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七つの選択式の質問で、今の状況やこれまでの経験、手元にあるもの、これから考えたいことを聞きます。気になる候補が見つかったら、本の質問にも答えながら、自分なら何を試せそうか考えてみてください。