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以前の仕事で受信箱とカレンダーを何度も行き来していた経験から、ChatGPTで毎日の確認をまとめる本を書きました。本の内容と、Kindle出版で経験を商品にする考えを書いています。

新刊『ChatGPTで始める、毎日の時短仕事術』
新刊『ChatGPTで始める、毎日の時短仕事術』

仕事で毎日やっているメールと予定の確認を、もう少し楽にできないか。その考えを一冊にしたKindle本『ChatGPTで始める、毎日の時短仕事術』の販売が始まりました。

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以前の自分に渡したかった仕事の工夫

以前の仕事では、毎日たくさんのメールが届きました。自分宛ての連絡だけでなく、CCのメールもあり、いくつかの案件が同時に動くと、いま返事が必要なものと、読んでおけばよいものが同じ受信箱に並びます。

定型文を作ったり、Excelの関数を使ったり、予定をGoogleカレンダーへ手で入れたりしていました。どれも役には立ちましたが、最後に受信箱とカレンダーを何度も見て回るのは自分です。

だから今回書きたかったのは、ChatGPTの機能をたくさん並べた本ではありません。翌日の予定と返事が必要なメールをまとめて確認し、必要なら返信の下書きまで用意しておく。当時の自分に渡すなら、そういう具体的な日課にしたいと思いました。

AIを使うこと自体が目的ではなく、毎日同じように繰り返している確認を少し減らす。その分、相手への返事や、その日に本当に進めたい仕事へ時間を使えるようにする。本を書いた一番の理由は、そこにあります。

一つの報告を確認するところから始める本です

本書では、GmailとGoogleカレンダー、またはOutlook EmailとOutlook CalendarをChatGPTとつなぎます。そして、翌日の予定と返信が必要なメールを、一つの報告にまとめる流れを説明しています。

返信案はそのまま送らず、元のメールに下書きとして残します。最後に内容を読んで、直して、送るのは自分。予定もメールも何でもAIに任せるのではなく、確認しやすいところまで準備してもらいます。

この形に落ち着くまで、返信案は何度も作り直しました。誰に送るのか、どのくらい丁寧にするのか、何を参考にするのか。そこが曖昧なままでは、そのまま使える文章になりませんでした。本には、そうした失敗をもとにルールを決め直した過程も残しています。

はじめは予定確認だけでも構いません。使えそうなら返信の下書きを加え、最後に決めた時刻で動くようにする。小さく試しながら、自分の仕事に合う形へ整えるための本です。

Kindle出版を、経験を商品にする方法として考える

今回の出版で改めて感じたのは、Kindle本の題材は、特別な肩書きや大きな成功だけではないということです。

自分が何度も困ったこと。少しずつ試して、いまは前より楽にできるようになったこと。それを同じ場面で困っている人が試せる順番に直せば、小さな商品になります。

本を出せば必ず売れる、というものでもありません。文章を書くほかに、実際の画面を確かめ、説明を直し、表紙を作り、出版の手続きまで行う。僕にとってKindle出版は、自分の経験を誰かが使える形へ変え、商品として届ける方法の一つです。

この本に、ChatGPTについて知っていることを全部入れたわけではありません。選んだのは、「朝、受信箱とカレンダーを行き来している人が、確認を一つにまとめる」という場面。経験を本にするときも、広く書くより、誰のどの一日を少し楽にするのかを先に決めたほうが内容を作りやすいと感じました。

この本を届けたい人

この本は、ChatGPTの使い方を一通り知りたい人へ向けた入門書ではありません。受信箱とカレンダーを何度も開き、返事を考えるところまで毎日手で進めている人に向けて書きました。

いま、その作業に困っていない人へ無理に勧めたい本でもありません。自分にも同じ手間があると感じたら、まずは本に書いた予定確認の一つから試してもらえたらうれしいです。

そして、Kindle出版をビジネスの一つとして考えているなら、自分が知っていることを全部書こうとする前に、以前の自分が何度も困っていた一場面を探してみる。今回、僕はそこからこの本を書き始めました。


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