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前回「あなたに合ったビジネスの選び方」で、これから取り組むビジネスアイデアに出会えましたか?
ここからは、ビジネスプランを作っていきましょう。
ビジネスプランとは、はじめての場所を旅するためのマップ(地図)と一緒で、迷うことなくあなたを目的地まで連れて行ってくれます。
当然、地図を見ないで旅行することもあると思いますが、実際のビジネスでは方向性を定まっている方が、今やるべきことにフォーカスできますよね。
“ビジネスプランシート“も準備しましたので、ぜひそちらもご活用ください。
いまこそ、あなたのアイデアを形にしようじゃありませんか!
この記事は、“スモールビジネスの始め方”シリーズの②話目です。
その他の関連記事については、「【完全保存版】スモールビジネスの始め方」をご覧くださいね。
個人向けビジネスプランの書き方
ビジネスプランと聞くと、とても複雑に考えてしますかもしれません。
しかし、大企業ではなく個人レベルのスモールビジネス向けですから、大きく分けて次の6つの項目のみをカバーしていればOKです。
ビジネスプラン
- 基本情報
- メッセージ
- マーケティング
- プロダクト
- 制作・配布方法
- ゴール
どうですか?そんなに難しそうな話じゃないですよね?
少し難しそうと思ったかたも、この記事を通して1つ1つしっかりと解説しますのでどうかご安心ください。
【テンプレート】例あります
記事でご紹介しているビジネスプランの書き方ですが、僕がご登録者さんに限定で配布しているビジネスプランシートの【テンプレート】より抜粋しました。
今回は特別に“無料配布”しますので、ぜひそちらをご覧になりながら記事を読み進めてください。
下記より“リクエスト“していただければ、いますぐメールにてお送りいたします。
リクエストフォーム
※お申し込み情報は個人情報保護の観点よりプライバシーを厳守いたします。
<ご登録特典:E-BOOK>
- 特典①:スモールビジネスはじめの一歩
- 特典②:デジタル・プロダクト・アイデア・リスト
- 特典③:“ネット集客”の基本設計図
リクエストをしていただいたかたには、上のようにさらに3つの【EーBOOK】を無料特典として、あわせてプレゼントさせていただきますね。
全50ページ以上という超大作に仕上がってます!
基本情報
ビジネスプランの項目、1つ目は基本情報です。
あなた(またはあなたの会社)のベーシックインフォメーションを記載する項目で、“何と言う屋号“で“何をしているか“を簡潔にまとめましょう。
ここには【ミッション】の項目もあり、特に力を入れて書くことをおすすめします。
ミッションとは、あなたやあなたのビジネス自体の存在意義や、社会に果たすべき使命(あなたが目指したい理想像を含む)のことですね。
もちろん無くてもビジネスは始められますが、使命や目的がある方が全力で取り組めること間違いなしです。
(※作業時間の目安:30分〜1時間)
基本情報
- 屋号:サービス名でもOK。
- エリア:特定のエリア?それともオンライン?
- 形態:個人?会社組織?持ち株会社など?
- ビジネス内容:どんなビジネスか?
- ミッション(使命):存在意義や使命は何か?
- アカウンタビリティ・チャート:いわゆる組織図(個人の場合は不要)。
メッセージ
2つ目はメッセージの項目ですね。
このパートは特に大切になるのですが、たとえば“何“をサポートし、“どんな解決策”を提供できるか、などを決めていきます。
世の中の商品やサービスを見回してみると、売れているものは【メッセージがとても明確】です。
シンプルに伝えることがベストですが、あのAppleだって最初から優れていたわけではありませんので、まずはあなたなりに書いてみましょう。
言葉にすることで、少しずつブラッシュアップされていきます。
(※作業時間の目安:1時間)
メッセージ
- 顧客のどんな問題を解決しますか?
- 解決すればどんな成果を顧客にもたらしますか?
- その成果のために何を顧客に提供しますか?
- どのようなサポートを顧客にしますか?
- あなたがこのビジネスをする理由は何ですか?
- 顧客があなたを選ぶと確信できる理由はどこですか?
- 他にないあなたの独自性(ユニークポイント)は?
マーケティング
3つ目の項目はマーケティングです。
マーケティングと言うと難しそうに聞こえますが、まずは理想の“ターゲット層“と“マーケット属性”をざっくり抑えるだけで十分です。
たとえばサラリーマンをターゲットにするのか、それとも主婦(またはそれ以外)をターゲットにするのかなどは、先に決めておきましょう。
と言うのも、学生をターゲットに投資案件の話をしても刺さりませんし、主婦に仕事や転職の話をしても刺さらないからですね。
また、あまりピンとこないというかたは、逆に【ターゲットに“したくない“層】をイメージしてみるのも、1つのアイデアかと思います。
(※作業時間の目安:30分〜1時間)
メッセージ
- ターゲット層:年齢別区分。
- マーケット属性:性別・居住地・家族構成・職業・収入など。
- 市場規模:どのくらいの売り上げを見込めるか。
- 理想とする顧客をどこで見つけるか?
- ブランド戦略:高級志向 or 低価格帯?
- 見込み客獲得戦略:口コミ?チラシ?広告?SNS?
- コンバージョン戦略:いきなり販売?お試し?お問い合わせ?
ワンポイントアドバイス“
ビジネスプランには、いますぐに埋めることができない項目もあると思いますが、まったく【問題なし】です。
つまり、いま何が“明確“で何が“明確じゃない“かを把握し、それについてこれから深掘りしていくことに意味があるんですよね。
だからまずは各項目について、手を動かして書いてみましょう。
プロダクト
4つ目の項目は、あなたが販売するプロダクトです。
プロダクトとは形のある商品のことを指していますし、美容師や先生あるいはデザイナーなどのように、“形のないサービス“などもこれに当てはまります。
また、僕のようにブログ記事やYouTube動画などのコンテンツも、当然プロダクト【デジタルプロダクト】として考えてOKです。
この項目では、まずはメインとなるプロダクトを1つ考えてみましょう。
それが決まったら(もっと言うと形になったら)次のアイデア、そしてまた次のアイデアと進めていくのが良いかもしれません。
(※作業時間の目安:3〜4時間)
プロダクト
- プロダクト詳細:できるだけ詳しく。
- 顧客に提供する結果:何を解決してあげらるか(サポートできるか)。
- 強み(ユニーク性):類似品にはない独自性。
制作・配布方法
5つ目の項目は、プロダクトの制作・配布方法です。
あなたが上で考えたプロダクト(サービス・デジタルプロダクトを含む)を、どのように制作して、どのように配布するかを決めていきましょう。
制作に関しては自分で作るのはもちろんですが、知り合いや友達に頼んでみたり、【クラウドソーシング】を使って依頼することもできますね。
また配布方法ですが、リアルビジネスなら店舗・郵送で、オンラインビジネスならメール・ネットショップなど、たくさんの選択肢があります。
(※作業時間の目安:1〜2時間)
制作・配布方法
- 制作プラン:自分で?知人・友人?クラウドソーシング?
- 配布プラン:店舗・郵送?オンライン?
ゴール
ビジネスプランのさいご、いや、いちばん大切なゴールについてです。
せっかく始めるあなた自身のビジネスですから、1年後・5年後の“金銭的な”ゴール(目標)はしっかりと決めておきたいところですよね。
決めるときに気を付けたいのが、利益・売上目標は高すぎても挫折してしまいますし、逆に低すぎてもモチベーションが上がらない点です。
また、これらのような数字で表すゴール以外にも、【達成したいこと】と言う項目をあえてつけています。
たとえば今よりも贅沢をしたいとか、子どもにあのプレゼントを買ってあげるとか、あなたがワクワクするゴールを設けましょう。
(※作業時間の目安:30分〜1時間)
ゴール
1年後
- 売上:
- 利益:
- 達成したいこと:
5年後
- 売上:
- 利益:
- 達成したいこと:
さあ、プランを作ろう!
それでは、あなただけのビジネスプランを考えてみましょう。
でも頭の中で考えるだけでは足りません。
紙とペンを用意してください。
または、この記事で紹介したビジネスプラン“シート“をダウンロードして、実際に書きながらアイデアを広げていくのもおすすめですよ。
ところで、そのプランがうまくいくかどうか今すぐ知ることができるとしたら、それってとてもすごくないですか!?