
SEOという言葉を聞いたことがりますか?
これは、あなたのブログの読者を増やすうえでとても大切な対策なのですが、初めて聞くかたにとっては少し複雑かもしれません。
この記事の内容
- 初心者のあなたにもできるSEO対策の超基本。
- SEO対策をすべき理由(SNSとの違い)。
- Google検索エンジンの仕組み。
今回はSEOの基本ついて、初心者のかたでもわかるように詳しく解説します。
難しいキーワードも出てきますが、あなたの理解が深まるように図解なども交えながら、できるだけ簡単にまとめました。
それでは、これからブロガーを目指すあなたさまに、SEOの基本に伝授して差し上げましょうではありませんか!
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あなたのブログでSEO対策すべき理由
まず初めに、あなたのブログがSEO対策すべき理由について解説します。
ブログは書くだけだと、誰の目にも止まることはありません。そう、SEOとは【あなたのブログを多くの人に読んでもらう】ためにするあらゆる対策のことです。
なお、これからブログを始めるなら、SEO対策を簡単に行える【独自ドメイン+WordPreessの組み合わせ】がおすすめです。
以下の記事で、詳しく解説しました。
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SNS とSEO対策の違いとは?
ブログを読んでもらうために、TwitterやFacebookに代表されるSNS(ソーシャルネットワーキング)に力を入れることも対策の1つですよね。
たとえば、当ブログでは「Twitterのフォロワーをゼロから100人に増やす方法【事業者さん向け】」と言う記事を書きました。
しかし、実はSNS対策だけでは不十分です。
SNSだけでは不十分な理由
- 読者数があなたのフォロワー数に依存するため(少ないと読まれない)。
- SNS投稿はストックされないため(どんどん下に流れてしまう)。
- 狙った読者に届きにくいため(読んだ後のアクションが薄い)。
一方、SEO対策をすることのメリットは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの上位に表示される(露出が増える)点にあります。
つまり検索数の多いキーワードで上位表示させておけば、毎日確実に数百人から数千人以上の人に、あなたの記事を読んでもらえますね。
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SEO対策とは検索エンジン最適化
あなたのブログ読者を増やすSEO対策とは、言い換えれば、そう【検索エンジンの最適化】です。
SEOの正式名称を英語で見ると、さらにわかりやすいかもしれません。
SEOの正式名称
Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)
まさに、そのまんまですよね。
なお検索エンジンとは、GoogleやYahoo!のような検索サイトのことですが、実はこの2つ以外にも、いくつかの検索エンジンがあります。
ただし、日本での検索エンジンのシェアは、Google検索:約7割・Yahoo!検索:約3割です。
さらにYahoo!はGoogleの検索アルゴリズム(検索順位を決める仕組み)を採用していますので、つまりは【SEO対策 ≒ “Google検索“対策】となります。
検索エンジンの覇者“Google検索“対策
SEO対策 ≒ Google対策ですので、まずはGoogleについて勉強することが、あなたのブログへのSEO対策の近道です。
Googleのミッションは、1998年の創業当初からまったく変わっていません。
Organize the world's information and make it universally accessible and useful.
(世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする)
Googleはこれを実現するために、僕らブロガーが目指すべきSEO対策の方向性を、明確に提示してくれています。
それは【Googleが掲げる10の事実】として、誰でもGoogleのサイトから見ることができます。
Googleが掲げる10の事実
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- 「すばらしい」では足りない。
Googleが掲げる10の事実と、あなたのブログを上位表示するための方法(SEO対策)は、密接に結びついています。
それを理解するために、【どのように順位づけ(ランキング)しているか】について、その仕組みを勉強していきましょう。
検索エンジンの仕組み
検索エンジンの仕組みと聞くと難しく感じるかもしれませんが、どの検索サイトでも基本的な構造はほぼ同じです。
ここでは、日本でいちばん使われているGoogleについて取り上げました。
クロール(クローラー)
↓
インデックス(データベース)
↓
ランキング(検索結果)
例えば、「カレーライス レシピ」とあなたがGoogle検索すると、瞬時に検索結果(ランキング)が反映されますよね。
この検索結果は適当にランクづけされているわけではありません。
Google検索エンジンは、クローラーと呼ばれる自動プログラムによって、ネット上にある無数のブログやサイトを日々巡回します(クロール)。
その巡回で得られた情報(データ)をデータベースに保存しているのですが、それを専門用語ではインデックスと呼びます。
つまり検索結果とは、あなたのブログをはじめGoogleにインデックスされた膨大なデータから【Googleが掲げる10の事実】を基準に、ランクづけされた結果のことを指していまるわけですね。
ブログに必要なSEO対策の基本【初心者向け】
Google検索エンジンの仕組みを理解すると、あなたがブログにすべきSEO対策が何か、少しだけ見えてきたのではないでしょうか?
そう、あなたがすべき対策は、大きく分けて以下の3つです。
- 質の高いコンテンツづくり
- 内部SEO対策(あなた自身のブログ)
- 外部SEO対策(他人からの評価)
質の高いコンテンツづくり
まず1つ目が、【質の高いコンテンツづくり】です。ブログに置き換えると、質の高い記事(= コンテンツ)を書くことですね。
これは、Googleの掲げる10の真実の1つ【ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。】に当てはまる、とても大切なSEO対策です。
では質の高いコンテンツとは、どのようなものでしょうか?
今、いちばん主流の考え方としては、以下のいずれか、できればすべてが該当するコンテンツのことを指します。
質の高いコンテンツの定義
- 価値ある情報
- わかりやすいさ・デザイン性
- 信憑性・信頼性がある
さっそくですが、1つ1つ詳しく解説していきます。
価値ある情報
価値ある情報とは、【読者(検索する人)の立場にたった情報】のことです。
例えば、「ブログ SEO対策」と検索する人の立場にたって書くなら、当記事のように詳しく解説してあげている必要がありますよね。
また、情報過多の現代だからこそ、オリジナルコンテンツ(一次情報)であることも、価値ある情報の1つです。
例えば、独自で取材した情報や新しい切り口で書かれた記事などは、オリジナルコンテンツの典型と言えます。
わかりやすさ・デザイン性
文章をただ羅列されているブログや行間も段落もない記事だと、まったく読む気がしないのは僕だけではないはずです。
そう、2つ目の質の高いコンテンツの定義は、【情報のわかりやすさ】と【デザイン性】です。
読者にとって、どのようなブログ記事の構成だとより理解が深まるか、どうやって飽きさせないデザインにするか、は僕も常に意識しています。
この辺は感覚に近いですが、それでもデザイン性だけ言えば、有料のWordPressテーマを活用することで、初心者のかたでもすぐに改善ができますよね。
【良質なWordPressテーマを選ぶ】ことは、質の高いコンテンツに近づく、いちばん簡単な方法です。
>>【2023年版】ブログにおすすめなWordPressテーマ4つ+1
信憑性・信頼性がある
言わずもがなですが、ウソや虚偽の情報は質の高いコンテンツとは言いませんし、もちろん読者も望んでいません。
しかし読者に、一目であなたのブログ(または記事)は信憑性・信頼性があると判断させるのは、とても難しい課題ですよね。
解決策としては上の2つを意識しつつ、コツコツと質の高い情報(記事)をアップし続けることだと思っています。
内部SEO対策(あなた自身のブログ)
次に有効なのは、【内部SEO対策】と呼ばれる対策です。
内部SEO対策とは、簡単に言うとあなたのブログ内部(多くは各記事単位)の構造部分に対してすべき最適化のことです。
内部構造を最適化させる理由は、あなたのブログを上で解説した検索エンジンのクローラーに適切に評価してもらうため、だと思ってもらえば大丈夫です。
ここまで読むと少し難解に聞こえますが、実際にやる対策はそれほど難しい作業ではありませんので、安心してください。
主な内部SEO対策
- 記事タイトルにキーワードを入れる。
- メタディスクリプションを分かりやすく書く。
- 見出しを整える。
- 内部リンクで記事と記事を繋ぐ。
上が主な内部SEO対ですが、つまりは質の高いコンテンツづくりの延長線。
細かく言えば他の対策もあるのですが、初心者のかたであればこの4つを最低限やっておけば必要十分です。
記事タイトルにキーワードを入れる
ブログ記事のタイトルに検索【キーワードを入れる】作業は、内部SEO対策の基本中の基本です。
例えば、あなたは夫婦2人分のカレーライスの作り方を書くとしましょう。
この場合の記事タイトルには、最低でも「カレーライス」「2人分」「作り方」などのキーワードは必須ですよね。
良い/悪い記事タイトルの例
- 良い例:夫婦2人分にちょうどいいカレーライスの作り方(レシピ)
- 悪い例:週末に旦那と一緒に子どもに人気のアレをを作りました
つまり良い記事タイトルとは、読者(検索する人)が、あなたの記事の内容を一目見て理解できるタイトルのことです。
なお、検索には「検索ボリューム」と言うのがあり、検索される回数も重要になってきますから、それについては以下の記事で詳しく解説しました。
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【検索ボリュームの調べ方】特定のキーワードが毎月どれだけGoogle検索されているかの目安を知ろう
続きを見る
メタディスクリプションを分かりやすく書く
初めて聞く言葉かもしれませんが、メタディスクリプションとは検索結果の記事タイトルの下に表示される、下の写真の赤枠を指します。
この部分は、あなたがこれから書く記事の要約をまとめることで、読者(検索する人)からクリックしてもらいやすくなります。
メタディスクリプションも記事タイトルと同じように、必ず検索キーワードを入れるようにしましょう。
見出しを整える
質の高いコンテンツづくりで書きましたが、読みやすいブログ記事において【情報のわかりやすさ】と【デザイン性】はとても大切です。
そこで見出しを整えて、読みやすい記事構成にしてあげましょう。
見出しを整えるとは、記事を新聞記事のレイアウトのように、タイトル・見出し・リード分・写真などで構成するという意味です。
導入
- 記事タイトル
- (必要に応じて写真)
- リード分
本文
- 見出し(H2)
- (必要に応じて写真)
- (必要に応じてH3、H4・・)
- 本文
- 見出し(H2)
- (必要に応じて写真)
- (必要に応じてH3、H4・・)
- 本文
結論
- 記事の要約(まとめ)
- (必要に応じて写真)
このように整えることで、読者にとってはただ文字を埋めるだけの記事よりも、はるかに読みやすくなります。
また見出しが整理されていることは、検索エンジン(クローラー)にとっても理解しやすい構造のため、重要なSEO対策の1つです。
読まれるための型(記事構成)については、いますぐ真似できる対策ですので、以下の記事を参考にしてください。
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【まるパクリOK】ブログアフィリエイト記事の書き方(例文テンプレートあり)
続きを見る
内部リンクで記事と記事を繋ぐ
リンクとは、別のサイトへ飛ばす(参照する)ことが目的です。
一方の内部リンクとは、あなたのブログ記事から他の関連記事へ誘導するためのリンクであり、誘導することが最大の目的です。
内部リンクには、文字リンクと画像リンクの2種類があって、例をお見せするならズバリ以下のような形態をとります。
文字リンクの例
【ブログで月1万円稼ぐ】ための戦略ロードマップ(仕組みから徹底解説)
画像リンクの例
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【ブログで月1万円稼ぐ】ための戦略ロードマップ(仕組みから徹底解説)
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関連記事へ誘導してあげることで、読者の検索の手間を省くことができますし、詳しく知りたい読者の要望にも答えてあげることができますよね。
また内部リンクは、検索エンジンがあなたのブログをスムーズにクロール(巡回)するためのサポートにもなります。
あなたは“まとめ記事“を読んだことがあると思いますが、これなんかは典型的な内部リンクを増やすための施策です。
「【まとめ記事の書き方】ブログPVを爆増させるSEO対策の1つとは?」で詳しく書いてますので、あわせてご覧ください。
以上が、内部SEO対策の基本です。
なお、WordPressの初期設定をするだけでもかなりのSEO対策になりますので、初心者のかた向けに下の記事で詳しく解説しました。
外部SEO対策(他人からの評価)
次に外部SEOについて解説します。外部SEOは内部SEOとは違い、他人からの評価が影響を及ぼします。
つまり、外部SEOとは【他人からの評判・口コミ】と思ってください。
主な外部SEO対策
- 被リンク
外部サイトからあなたのブログやサイトへ向けて貼られたリンク。
- サイテーション
リンクは貼られてないですが、あなたやあなた自身への言及。
- レピュテーション
こちらもリンクは貼られていない、あなたやあなた自身への評判や口コミ。
これらが重要な理由は、Googleが掲げる10の真実の1つ【ウェブ上の民主主義は機能する】に該当するからです。
この3つの外部SEOで特に意識すべきは、被リンク(外部サイトからあなたのブログやサイトへ向けて貼られたリンク)をたくさん獲得することです。
なお、GoogleはSNSなどによる被リンクは評価の対象外であると言っています。
しかし、たとえばTwitterなどでシェアされることによる露出度の増加(記事を読んでくれる人が増える)と言う意味では、重要視すべきですよね。
Twitter攻略法(初心者向け)
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Twitterのフォロワーをゼロから100人に増やす方法【事業者さん向け】
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とは言っても、被リンク獲得などの外部SEO対策は他人次第ですので、あなた自身でやれる対策は“ほぼ“ありません。
ですが【読者(検索する人)の立場にたった情報】を継続して書き続けることで、他の人から正しい評価を得る確率は間違いなく上がりますよ。
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SEO対策の基本 まとめ
今回は、ブログに必要なSEO対策の基本について、詳しく解説しました。
特に初心者のかたでも理解できるよう、図解などを用いてSEO対策をする理由や検索エンジンの仕組みなど、できるだけわかりやすく説明したつもりです。
最後に少しだけ本日のまとめをしておきましょう。
SEO対策の基本
- 質の高いコンテンツづくり
- 内部SEO対策(あなた自身のブログ)
- 外部SEO対策(他人からの評価)
特に、【読者(検索する人)の立場にたった情報】という視点は、僕らブロガーがいつも必ず意識しておくです。
またブログ記事の構造として、検索エンジンが好むようにに書いてあげることも、当然マストですよね。
いますぐこれらのSEO対策を取り入れ、あなたのブログまたはあなた自身について、多くの読者に知ってもらいましょう!
SEO対策のノウハウは、今後も当ブログでたくさん記事にしていきます。
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