ブログを書くうえで、そのキーワードで“どれだけの読者を集められるか”は、とても重要な指数です。
これを検索ボリュームと言いますが、今回はキーワードプランナーと言う無料ツールを使って、これを簡単に調べる方法について詳しく書きました。
この記事の内容
- キーワード選定がブログ執筆に大切な理由。
- キーワードプランナーの登録方法。
- 使い方を徹底解説。
キーワードプランナーは、ブロガーにとってはお馴染みの便利ツールですが、一般の方々にはまだあまり知られていないように感じます。
そこで、基本的な使い方と、そもそもなぜ検索ボリュームを調べることが大切なのかなど、初心者のかたに向けてまとめました。
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検索ボリュームの基礎知識
まず基礎知識ですが、検索ボリュームとはGoogleやYahoo!などの検索エンジン上で、特定のキーワードが1ヶ月当たりに何回検索されたかを表しています。
例えば、“Netflix“なら月間100万〜1,000万回の検索ボリューム(検索回数 / Googleの場合)があります。
検索ボリュームの例
- Netflix:100万〜1,000万回
- Netflix おすすめ:1万〜10万回
- Netflix おすすめ 映画:1,000〜1万回
- Netflix おすすめ 映画 韓国:100〜1,000回
Netflixを例に挙げてみましたが、このように検索ワードが増えれば増えるほど、それに比例して検索ボリュームは小さくなります。
厳密に言えば、検索者の知りたい情報が絞り込まれるため、検索ボリュームが最適化されると表現したほうが正しいかもしれません。
このような結果になることは当たり前なのですが、意外と忘れがちな事実ですから、この機会にぜひ再認識しておきましょう。
【検索ワードが増えれば、検索ボリュームは最適化される】
検索ボリュームが大切な理由
上では、キーワード数によって検索ボリュームが違くことを説明しました。
特に初心者にとっては、検索ボリュームをしっかりと見極めることは、ブログ(またはサイト)を見てくる読者を増やす点において、とても重要です。
検索ボリュームの目安
- 1万以上:月10,000回以上の検索が見込める。
- 100〜1,000:月100〜1,000回程度の検索が見込める。
- 100以下:月100回程度の検索が見込める。
上のように、検索ボリュームには難易度があります。
検索ボリュームの難易度
- 検索ボリュームが多いビッグキーワード:競合が強すぎて初心者のかたでは上位表示させることが難しい。
- 競合が少なすぎるキーワード:検索ボリュームが少なすぎて見てくれる読者が集まらない(検索数100回以下/月のキーワード)。
狙い目は【100〜1,000程度】の検索ボリュームです。
と言うのも、競合もそこま多くなく、かつ一定以上の検索数を見込めるためですね。
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この検索ボリュームを一発で把握することができる便利な無料ツールが、今回使い方を説明する“キーワードプランナー”なのです。
キーワードプランナー(無料)の登録方法
前置きが長くなりましたが、本日の本題“キーワードプランナーの使い方“について詳しく解説します。
キーワードプランナーとは、Googleが公式に提供する無料ツールで、主に検索ボリュームを調べるためのツールですね。
通常のGoogleアカウントを持っていれば使用できるのですが、それとは別にGoogle広告用のアカウントを作成する必要があります。
(※すでにGoogle広告アカウントを持っていて、かつ設定済みのかたは以下は読み飛ばしてもらい、“使い方“から参照ください)
登録方法を写真で解説します
まずは「Google広告(公式サイト)」を開き、【今すぐ開始】に進んでください。
その後、Googleにログインします。
【新しいキャンペーンを作成】に移りますので、下のように選択してください。
これはあくまでも設定のみですので、実際に広告を配信する必要はありませんが、キーワードプランナーを使うためには、設定が必要です。
ご自分のブログ(またはホームページ)を入力後、【次へ】に進んでください。
下のような画像が出てきたら、そのまま【次へ】に進んでください。
次に【広告を作成する】に移りますが、今回は広告を配信するわけではないですから、下のようにすべて“テスト+数字“にしておけばOKです。
すべて入力が終わったら、【次へ】進んでください。
【キーワードのテーマ設定】についても、今回は広告を出すことはありませんので、適当なものを選択すればOKです。
【広告を適切な地域に表示】についても、今回は広告を出すことはありませんので、適当なものを選択すればOKです。
とりあえず、東京都で選んでおきました。
【広告の平均予算】についても、今回は広告を出すことはありませんので、“¥200”を選択すればOKです。
※のちほど広告配信を一時停止にしますので、もちろん支払いが発生することはありません。
内容を確認して、【次へ】進んでください。
【お支払い情報】を確認していきましょう。
広告配信はしませんが、キーワードプランナーを使うためには、住所やクレジットカードなどの個人情報を入力する必要があります。
※のちほど広告配信を一時停止にしますので、もちろん支払いが発生することはありません。
【Google Ads 日本向け広告プログラム規約】に同意するにチェックを入れ、最後に送信ボタンを押してください。
ここからが超重要です。
支払いをストップさせるために、【キャンペーンの確認】に進んでください。
さいごに、【キャンペーンを一時停止する】をクリックすれば、広告配信の停止および支払いが停止されました。
念のため、ステータスが【一時停止】なっているか、必ず確認してください。
ここまでが、Google広告用のアカウント登録の方法ですが、キーワードプランナーを使うためには、あと少しの設定が必要です。
いっきにいきましょう!
エキスパートモードに切り替えよう
Google広告用のアカウント登録が終わっただけでは、スマートモードになっているため、この設定ではキーワードプランナーが使えません。
上のように【設定】から、エキスパートモードを選択してください。
その後、同じように【エキスパートモードに切り替える】をクリックすれば完了です。
おつかれさまでした。
キーワードプランナー(無料)の使い方
ここらは、はじめてのかたでもわかるようにキーワードプランナーの“使い方“について、実際のページを見ながら詳しく解説していきます。
まずは【ツールと設定】から、キーワードプランナーを選択してください。
今回は、“個別キーワードの検索ぼリュームを調べる方法”と、“競合サイト(ブログ)のキーワードを調べる方法”の2通りを紹介します。
個別キーワードの検索ボリュームを調べる
まずは“個別キーワードの検索ボリューム“を調べてみましょう。
【新しいキーワーどを見つける】に進んでください。
赤い枠に、検索ボリュームを知りたいキーワードを入力します。
1語のビッグキーワードでもOKですし、2語や3語などのミドルキーワード、それよりもさらに多い【複合キーワード】なども調べることができます。
今回は“ブログ”の検索ボリュームを調べてみました。
おさらいですが、検索ボリュームとはGoogleやYahoo!などの検索エンジン上で、特定のキーワードが1ヶ月当たりに何回検索されたかを表しています。
今回検索した“ブログ”の検索ボリュームは、下の赤枠のように【10万〜100万回】でした(さすがビッグキーワードですね)。
ブログという単一キーワードだけでなく、ブログと関連した複合キーワードも表示してくれてるのですが、もっと見やすくするためにダウンロードしてみましょう。
今回は、右上のダウンロードボタンから、【Googleスプレッドシート】を選択しました。
ファイル名とダウンロード先を選んで、最後に【ダウンロード】をクリックします。
(※今回は、Googlesドライブに保存しました)
こちらが、先ほどGoogleドライブにダウンロードした“スプレッドシート“です。
赤枠部分がキーワードと検索ボリュームに該当します。
以上が、個別キーワードの検索ボリュームを調べる方法です。
競合サイト(ブログ)のキーワードを調べる
次に、“競合サイト(ブログ)のキーワード”を調べる方法を紹介します。
【新しいキーワーどを見つける】に進んでください。
次に【ウェブサイトから開始】を選択します。
赤枠に、キーワード調べたいサイト(ブログ)の“URL“を入力し、さいごに【結果を表示】をクリックしましょう。
ここでは、表示結果は割愛します。
以上が“競合サイト(ブログ)のキーワードを調べる”方法です。
キーワードプランナーの使い方 まとめ
今回は、キーワードプランナーの登録方法から使い方についてを、詳しく解説しました。
これらの機能がすべて無料(一部、有料)で使えるんですから、さすが検索エンジン覇者Googleと言って間違いありません。
序盤でも書きましたが、検索ワードが増えれば増えるほど、それに比例して検索ボリュームは小さくなります。
と同時に、検索者の知りたい情報が絞り込まれるため、検索ボリュームが最適化されるというメリットがありますよね。
ですから検索ボリュームをしっかりと見極めることは、ブログ(またはサイト)を見てくる読者を増やす点において、とても重要です。
少しでも初心者を卒業するためにも、今後はぜひ積極的にキーワードプランナーを活用していきましょう!
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