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考え方2026年7月13日

サービスのアイデアがまとまらないとき、小さな案内ページを作ってみる

ノートのアイデアを見ながらノートパソコンで小さな案内ページを作る人

新しいサービスを考えていると、きちんと形が決まってから人に見せたくなります。

名前をもう少し考えたい。内容も詰めたい。価格にも自信がない。写真やデザインも整ってから出したい。

自分の名前で案内するものなら、中途半端に見られたくないと思うのは自然です。僕も、新しいサービスを考えているときほど、頭の中で何度も作り直します。

ただ、考える時間が長くなるほど、本当に足りないものが見えにくくなることもあります。まだ決めていないのか、決めたけれど言葉にできていないのか。それとも、自分では分かっているので説明が必要だと気づいていないのか。

こういうとき、僕は小さな案内ページを一度作ってみます。

すぐに大きく売り出すためではありません。頭の中にあるアイデアを、誰かが読める形に置いてみるためです。

ページにすると、決めたつもりだった部分が見えてくる

頭の中では、「こういう人の役に立つサービスをやりたい」と考えているだけでも、ある程度まとまっているように感じます。

でも、ページの最初に一文を書こうとすると、急に手が止まります。

どんな人に向けたものなのか。その人はいま何に困っているのか。このサービスを使うと、何が少し前へ進むのか。

ページの下へ進めば、今度は別のことを決める必要があります。実際には何をするのか。どのくらいの時間がかかるのか。料金はどうするのか。興味を持った人は、そのあと何をすればよいのか。

ページを作る作業は、きれいな見た目を用意することだと思われがちです。僕はむしろ、まだ言葉になっていない判断を、一つずつ表に出す作業だと感じています。

自分の講座ページも、一度では決まらなかった

僕が「AIバイブコーディング1日講座」の案内ページを最初に作ったときも、最初から今の説明ができていたわけではありません。

最初の形では、読者の困りごとの一つを「問い合わせにつながる導線がない」と書いていました。これは間違いではありません。講座でページと問い合わせフォームを作るので、内容とも合っています。

ただ、ページ全体を作って読み直すと、その一文だけでは少し表面的に感じました。

相談に来る方が本当に困っているのは、フォームがないことだけではありません。アイデアはあるけれど、誰に届け、どんな言葉で案内し、どう仕事につなげればよいかが見えていない。そこで、言葉を「どう売ればいいか見えていない」へ変えました。

講座で行うことの説明も、最初は「サービス内容・ターゲット・伝え方を整理する」「お問い合わせフォームまで設置する」といった、こちらが行う作業を中心に書いていました。

それを、「AIと会話しながらアイデアを形にする」「公開後もAIと一緒に改善できる」という、参加する方がどう前へ進めるのかが見える言葉へ直していきました。

さらに、無料相談のあとに何が起きるのか、申込みが終わった人へ何を案内するのかも足しました。ページを作ったから、サービスそのものが急に完成したわけではありません。でも、読む人の立場で順番に見ていくことで、こちらがまだ決め切れていなかった部分が分かりました。

この経験から、僕は案内ページを「決まった内容を載せる最後の場所」だけではなく、内容を決めるための場所としても使うようになりました。

最初に必要なのは、立派なページより判断できるページ

小さな案内ページに、長い会社紹介や何十個もの質問を載せる必要はありません。

一方で、短ければ何でもよいわけでもありません。読んだ人が、自分に関係があるか、何をしてもらえるのか、次にどう動けばよいかを判断できないと、ページを見せても話が始まらないからです。

たとえば、自宅サロンをしている方が、既存のお客様向けに30分のオンライン相談を試してみたいとします。

この段階で、サービス名やロゴが完璧に決まっていなくても構いません。まずは、誰のどんな相談を聞くのか、30分でどこまで一緒に考えるのか、料金はいくらか、どう申し込むのかが伝われば、相手は具体的に考えられます。

「来店しなくても相談できるのは助かる」と言われるかもしれません。「初めての人も利用できますか」と聞かれるかもしれません。反応がなければ、内容ではなく、まだ案内する相手へ届いていない可能性もあります。

どの反応も、すぐに成功や失敗を決める数字ではありません。それでも、頭の中だけで考えていたときより、次に何を見直すかは具体的になります。

公開は、大勢へ発表することだけではない

「ページを公開する」と聞くと、SNSで大きく告知し、すぐに申込みを受け付ける姿を想像するかもしれません。

でも、最初からそこまでしなくてもいいと思います。

URLを知っている人だけが見られる状態にして、信頼できるお客様や知人に読んでもらう。オンラインで画面を見せながら、どこが分かりにくいかを聞く。営業や相談の場で使い、自分がうまく説明できなかったところをあとで直す。

小さなページが一枚あるだけで、「こんなことを考えています」という話から、「これは誰向けですか」「申し込んだら何をしますか」という具体的な会話へ進みます。

僕にとって最初の公開は、完成を宣言する場というより、他の人と話せる状態にすることです。

AIで早く作れても、先に整える部分は残る

いまは、AIにアイデアを話し、ページに必要な内容を一緒に整理し、そのままWebページの形まで作りやすくなりました。文章を書くのが苦手でも、まず話して伝え、出てきた案を見ながら直せます。

僕自身も、最初の文章、ページ制作、細かな修正までAIと一緒に進めています。

ただ、作る速度が上がったからといって、すべてを軽く決めてよいわけではありません。

料金はいくらで、いつ支払うのか。申込み後に何を案内するのか。受け取った名前やメールアドレスをどう扱うのか。お客様の身体、お金、大切な判断に関わるサービスなら、提供前に確認すべきことはさらに増えます。

名前や見出し、説明の長さ、写真の選び方は、見せながら直せます。一方で、お客様が申し込むために必要な情報と、こちらが責任を持って対応する部分は、最初の小さなページでも曖昧にしないほうがいいです。

小さく始めることは、雑に始めることではありません。あとで直せるものと、先に決めるものを分けることだと思います。

ページは、アイデアを会話に変えてくれる

サービスのアイデアは、考えているだけでも少しずつ育ちます。ただ、自分の中だけで考え続けていると、同じところを何度も回ってしまうことがあります。

そんなときは、まだ完成していなくても、一度ページの形に置いてみてください。

書けないところがあれば、そこが次に考えるところです。読んだ人が迷えば、そこが次に直すところです。思っていたのと違う人が興味を持ったら、それも自分のサービスを知る手がかりになります。

僕は、小さな案内ページを、アイデアの完成品ではなく、アイデアを人との会話に変える最初の器だと考えています。


AIと一緒に、小さな案内ページを作りたい方へ

AIバイブコーディング1日講座では、作りたい内容が完全に決まっていなくても、誰に何を届けたいのかを一緒に整理しながら、実際の案内ページと問い合わせの入口まで形にしていきます。

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