商品やサービスのアイデアがあるなら、まずは小さな案内ページを作ってみる

新しい商品やサービスのアイデアが浮かんだとき、「ちゃんと準備ができてから案内しよう」と考える方は多いと思います。
サービス名を決める。
内容をもっと詰める。
価格を考える。
資料を作る。
Webサイトをきれいに作る。
もちろん、どれも必要なことです。
ただ、すべてがきれいに決まるまで待っていると、案内を出す前に時間だけが過ぎてしまうことがあります。
僕自身、新しいサービスや企画を考えるときに、頭の中で考えているだけでは分からないことが多いと感じます。
自分では良さそうだと思っている言葉が、相手には伝わりにくいかもしれない。
自分が強みだと思っている部分より、別のところに興味を持ってもらえるかもしれない。
価格よりも、申し込んだあとに何をしてもらえるのかが分からず、不安に感じられるかもしれない。
こういうことは、実際に人に見てもらうと初めて見えてきます。
だから、新しいアイデアがあるなら、最初から大きなサイトや立派な販売資料を作るより、まずは小さな案内ページを1つ作ってみるのがいいと思っています。
最初から完成させようとすると、出すのが遅くなる
新しいサービスを案内するとなると、つい「不足がない状態」にしてから公開したくなります。
よくある質問も作っておきたい。
お客様の声も載せたい。
申し込み後の流れも完璧に決めたい。
写真やデザインもきちんとしたい。
その気持ちはとても自然です。
とくに、自分の名前で出すサービスなら、中途半端に見られたくないと思うのは当然です。
ただ、まだ誰にも案内していない段階では、何を詳しく書くべきかも、どこが不安に感じられるかも、こちらの想像の範囲にあります。
時間をかけて作ったページでも、公開してみると、
- そもそも誰向けなのかが伝わっていなかった
- 内容は興味を持ってもらえたけれど、申し込み方が分かりにくかった
- 自分が想定していなかった人から相談が来た
- ページに書かなかったことばかり質問された
ということがあります。
これは失敗というより、案内を出したから分かったことです。
最初の段階では、「完成したページを作る」よりも、「実際の反応をもらえるところまで出す」ことのほうが大事な場面があります。
小さな案内ページに書くこと
小さな案内ページというと、簡単なものを雑に出すように聞こえるかもしれません。
でも、短いページであっても、相手が判断するための情報はきちんと入れておいたほうがいいです。
たとえば、次のような内容です。
- どんな方に向けたサービスなのか
- その方のどんな困りごとに役立つのか
- 実際に何を提供するのか
- どんな流れで進むのか
- 価格、または相談後に見積もるのか
- 興味を持った方が次に何をすればいいのか
たとえば、店舗をされている方が「初めて来るお客様向けのオンライン相談」を試してみたいとします。
その場合、最初から何ページもあるサイトを作らなくても、
「来店前に悩みを相談したい方へ」
「オンラインで30分、お話を聞いて来店メニューの選び方をご案内します」
「料金は○円、申し込みはこちら」
という内容が伝わるページがあれば、まず誰かに案内してみることはできます。
そこで「予約前に相談できるのは助かる」と言われるかもしれませんし、「相談だけで終わっても大丈夫ですか」と聞かれるかもしれません。
その質問が出たら、ページに説明を追加できます。
こうやって、見てもらった人の反応から、必要な言葉が少しずつ分かってきます。
AIがあると、最初のページを作りやすくなった
以前なら、案内ページを作るだけでもいくつかの壁がありました。
何を書けばいいか分からない。
文章を書くところで止まる。
Webページの作り方が分からない。
制作を頼むほど、サービスの内容がまだ決まっていない。
今は、ChatGPTやCodexのようなAIを使うことで、この最初の一歩はかなり軽くできます。
たとえばChatGPTに、
自宅サロンをしています。
既存のお客様から、来店しなくてもセルフケアの相談ができないかと聞かれました。
30分のオンライン相談を試しに案内したいです。
初めて見る方にも内容が伝わる案内ページに、何を書けばいいか一緒に考えてください。
のように伝えると、ページに必要そうな項目や、説明で足りない部分を考える相手になってくれます。
そして、内容が見えてきたら、Codexのような制作向けのAIを使って、実際のページを作っていくこともできます。
ただ、AIに「売れるLPを作って」とだけ伝えれば、良いページができるわけではありません。
自分はどんな仕事をしているのか。
誰から、どんな相談を受けているのか。
今回試したいサービスはどこまで対応するのか。
無理に約束したくないことは何か。
こういう前提をAIに渡さないと、どこかで見たような強い言葉ばかりのページになりやすいです。
AIは、まだ言葉になっていないアイデアを一緒に考えたり、ページのたたき台を作ったりするには便利です。
でも、そのページで本当に伝えたいことを決めるのは、自分の仕事とお客様を知っている人です。
反応は、申し込みだけではない
ページを公開したら、すぐに申し込みが入るかどうかだけを見てしまいがちです。
もちろん、申し込みがあればとても分かりやすい反応です。
ただ、最初の小さな案内ページでは、それ以外の反応にもかなりヒントがあります。
- ページを見た人から質問が来る
- 既存のお客様が「こういう相談もできますか」と聞いてくれる
- SNSで案内したときに、いつもより反応がある
- 直接話した人から「自分より、こういう人に合いそう」と言われる
- 内容は良さそうだけれど、今すぐ申し込む理由が分からないと言われる
こういう反応があれば、次に直すところが見えてきます。
誰向けかをもう少し狭くしたほうがいいのか。
提供内容を具体的にしたほうがいいのか。
申し込み前の不安を先に説明したほうがいいのか。
あるいは、ページの問題ではなく、まだ案内する相手に届いていないだけなのか。
ページを出す前には想像で考えるしかなかったことが、少しずつ具体的に考えられるようになります。
小さく出すことは、雑に売ることではない
ここで気をつけたいのは、小さく始めることと、準備をせずに売ることは違うということです。
特に、お客様の体やお金、大事な判断に関わるサービスなら、伝える内容や提供範囲は慎重に考えたほうがいいです。
できることと、できないこと。
料金やキャンセルの扱い。
申し込み後の流れ。
相手に誤解してほしくないこと。
こういう部分は、小さな案内ページであっても曖昧にしないほうがいいところです。
一方で、写真を何枚載せるか、見出しをどの言葉にするか、説明をどこまで詳しくするかは、反応を見てから直せる部分でもあります。
最初からすべてを完璧にしようとせず、守るべきところはきちんと書き、そのほかは公開してから良くしていく。
このくらいの考え方のほうが、新しいサービスを始めるときには動きやすいと思います。
まとめ
新しい商品やサービスのアイデアがあると、公開する前に考えることはたくさんあります。
内容、価格、文章、デザイン、申し込みの流れ。
もちろん、何も考えずに出せばいいという話ではありません。
ただ、まだ誰にも見てもらっていない段階で、ひとりで完成度を上げ続けるのも難しいものです。
まずは、誰に何を提供するのかが伝わる、小さな案内ページを作ってみる。
知人や既存のお客様、SNSでつながっている方に見てもらう。
質問されたことや、興味を持ってもらえた部分をもとに、文章や内容を直していく。
AIを使うと、この最初のページを考えたり、実際に作ったりするところは、以前よりかなり進めやすくなりました。
自分の中にあるアイデアをAIに伝え、ページとして見えるところまで作り、人の反応をもとにまた直す。
これなら、準備の途中で止まってしまうより、サービスを育てるための材料を集めやすくなります。
僕の「AIバイブコーディング1日講座」では、ChatGPTやCodexなどのAIを使いながら、自分の事業アイデアを実際のページや小さな仕組みにしていく体験をしていただけます。
案内したいサービスがあるけれど、文章やページを作るところで止まっている方。
AIを使って、自分で小さな案内ページを作れるようになりたい方。
そういう方には、とても合う講座だと思っています。
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