オンライン秘書と「オンライン実務パートナー」の違い

忙しくなってきたときに、「オンライン秘書に頼んでみようかな」と考える方は多いと思います。
メールの返信、日程調整、資料作成、リサーチ、請求書まわり、SNS投稿の補助。
一つひとつは小さな仕事でも、自分で全部やっていると時間がなくなっていきます。
だから、誰かの手を借りたい。
これはとても自然な流れです。
ただ、実際に外部の人へ頼もうとすると、「オンライン秘書」と、僕が提供している「オンライン実務パートナー」は何が違うのか、少しわかりにくいかもしれません。
先に書いておくと、「オンライン実務パートナー」は一般的に広く使われている職種名というより、僕が自分のサービスにつけている名前です。
オンライン秘書という一般的な外注先と、僕が「オンライン実務パートナー」と呼んでいる関わり方。
この記事では、その違いを書いてみます。
ざっくり言うと、オンライン秘書は「頼まれた作業をきちんと進める人」。
オンライン実務パートナーは、「頼まれた作業の先まで見て、一緒に前へ進める人」として考えています。
オンライン秘書は、決まった作業を任せやすい
オンライン秘書に向いているのは、やることがある程度決まっている仕事です。
たとえば、
- 日程調整
- メールの一次返信
- 請求書や領収書の確認
- リスト作成
- 簡単なリサーチ
- 投稿予約
- 資料の体裁を直す
こういう仕事は、「何を、いつまでに、どの手順でやるか」が決まっているほど頼みやすくなります。
すでにやり方が決まっていて、あとは手を動かしてほしい。
自分でやる必要はないけれど、誰かにきちんと進めてほしい。
そういう仕事には、オンライン秘書がとても合います。
特に、毎週同じように発生する事務作業や、ルールが決まっているバックオフィス業務は相性がいいと思います。
ただ、オンライン秘書に頼む場合は、依頼する側がある程度「指示を出す」必要があります。
何をしてほしいのか。
どこまで対応していいのか。
迷ったときはどう確認するのか。
どの状態になったら完了なのか。
ここを伝えられるほど、仕事はスムーズに進みます。
逆に言うと、まだ自分の中でも依頼内容がぼんやりしている仕事は、オンライン秘書にそのまま渡すと止まりやすいです。
オンライン実務パートナーは目的から一緒に考える
このサービスで大事にしているのは、単に言われた作業をこなすだけで終わらないことです。
もちろん、作業もします。
ブログを書く、メルマガの下書きを作る、SNS投稿文を書く、Webサイトのお知らせを入稿する、案内文を直す。
こういう実務を進めるのは前提です。
でも、そこで終わらないのが大きな違いです。
たとえば、「このサービスをもう少し案内したいんです」と相談されたとします。
オンライン秘書的な関わり方なら、「では、投稿文を何本作りますか」「いつ投稿しますか」と作業に落として進めることが多いと思います。
それも大事です。
ただ、僕が関わるなら、もう少し先を見ます。
- そもそも、今どの読者に届けたいのか
- ブログで書くなら、どんな切り口が合いそうか
- メルマガでは、どの順番で伝えると読みやすいか
- SNSでは、どの部分を短く切り出すと反応されやすいか
- 申し込みページや問い合わせ導線に、直したほうがいいところはないか
こういうところまで見ながら、実際の文章や投稿、Web更新に落とし込んでいきます。
つまり、依頼された1つの作業だけを見るのではなく、「その仕事は何のためにやるのか」まで見て動くということです。
依頼する側の負担も変わる
オンライン秘書に頼む場合、依頼する側は「何をしてほしいか」を細かく決めて渡すことが多くなります。
たとえば、SNS投稿なら、
- 投稿する文章
- 投稿する日時
- 使う画像
- 投稿先
- ハッシュタグ
このあたりを指定して、投稿予約をお願いするような形です。
もちろん、これで十分な場面もあります。
すでに投稿内容が決まっていて、あとは手を動かしてもらえればいいなら、とても頼みやすいです。
一方で、オンライン実務パートナーでは、「何を投稿するか」から一緒に考えることがあります。
たとえば、最近の相談内容、売りたいサービス、過去の記事、メモ書き、お客様からよく聞かれる質問。
そういう材料をもとに、ブログにするのか、メルマガにするのか、SNSに短く出すのかを考えます。
依頼する側が、最初から完璧な指示書を作れなくても大丈夫です。
むしろ、ぼんやりした相談やメモから、実際に出せる文章やページ更新にしていくところに価値があります。
どちらが上という話ではない
ここまで違いを書いてきましたが、オンライン秘書よりオンライン実務パートナーのほうが上、という話ではありません。
決まった手順で、正確に、安定して進めてほしい仕事なら、オンライン秘書はとても心強い存在です。
毎月発生する事務作業や、ルールが決まっている業務を任せたいなら、オンライン秘書が合うことは多いと思います。
一方で、オンライン実務パートナーも、言われたことだけをやってほしいときは、そういう使い方をしてもらってももちろん構いません。
投稿予約だけ、入稿だけ、文章のリライトだけ。
そういう頼み方でも大丈夫です。
ただ、発信やWebまわりのように毎回少しずつ判断が入る仕事では、作業だけで終わらず、その先まで見て動けるところが強みになります。
「とにかく手を動かしてほしい」のか。
「目的を見ながら、一緒に実務を進めてほしい」のか。
この違いで考えると、選びやすくなります。
オンライン実務パートナーが合う人
たとえば、こういう方には合いやすいと思っています。
- ブログやメルマガを出したいけれど、書く時間がない
- SNS投稿を続けたいけれど、毎回考えるのが重たい
- サービス案内の文章を直したいけれど、どこから手をつけるか迷っている
- AIで文章を作ってみたけれど、自分の事業に合う言葉にならない
- Webサイトのお知らせやLPの文章まで見ながら、発信を進めたい
- 作業だけでなく、「次に何を出すか」も一緒に考えてほしい
単発の作業代行だけでは足りないと感じるときは、目の前の作業だけでなく、その先の流れも見ながら進めるほうが合います。
NEWSLETTER
AI時代のビジネスヒントをメールで受け取る
新着記事や実践メモ、つくる・書く・届けるに役立つ情報をお送りしています。