スモールビジネス × AI

考え方2026年5月25日

初心者はどの生成AIから使えばいいのか。ChatGPT、Gemini、Claude Code、Notion AIの違い

初心者が生成AIツールを比較して選ぶイメージ

生成AIを使ってみたいけれど、どれから始めればいいか分からない。

こういう相談は、これからかなり増えると思っています。

ChatGPT、Gemini、Claude、Claude Code、Notion AI。

名前は聞いたことがあるけれど、違いまではよく分からない。

少し触ってみたものの、「結局どれを使えばいいの?」となって止まってしまう。

これは自然なことです。

AIツールは毎月のように進化していますし、画面やプランも変わります。

全部を追いかけようとすると、それだけで疲れてしまいます。

なのでこの記事では、初心者の方に向けて、難しい技術の話はできるだけ抜きにして書きます。

ざっくり言うと、最初は「何をしたいか」で選ぶと分かりやすいです。

文章を書きたいのか。

調べものをしたいのか。

Googleのサービスと一緒に使いたいのか。

メモや社内資料を扱いたいのか。

Webページや小さな仕組みまで作ってみたいのか。

この目的によって、合うAIは少し変わります。

まずはChatGPTがいちばん始めやすい

初心者の方に最初にすすめるなら、僕はChatGPTが使いやすいと思っています。

理由はシンプルで、できることの幅が広いからです。

たとえば、

  • ブログ記事の下書きを作る
  • SNS投稿の案を出す
  • メルマガの文章を直す
  • サービス説明文を考える
  • アイデアを壁打ちする
  • 文章を短くする
  • 表にまとめる
  • 分かりにくい文章を読みやすくする

こういう日々の仕事に使いやすいです。

もちろん、ChatGPTが出した文章をそのまま使えば全部うまくいく、という話ではありません。

そのままだと少し一般的だったり、自分の事業の言葉と違ったりすることもあります。

でも、最初のたたき台を作るにはかなり便利です。

何もないところから自分で書き始めるより、ChatGPTに案を出してもらって、それを直していくほうが早い場面は多いです。

僕自身も、考えを広げたいとき、文章の切り口を見たいとき、Webページやサービス案内のたたき台を作るときにChatGPTをよく使っています。

初心者の方は、まずChatGPTで「AIと会話しながら仕事を進める感覚」に慣れるのがいいと思います。

GeminiはGoogleをよく使う人に向いている

Geminiは、Googleが提供している生成AIです。

Google検索、Gmail、Googleドキュメント、スプレッドシート、Driveなどを日常的に使っている方には相性がいいです。

たとえば、Googleドキュメントで文章を書くことが多い方。

Gmailでやり取りすることが多い方。

Google Driveに資料をためている方。

そういう方にとっては、いつもの作業場所の近くでAIを使えるのが便利です。

AIを使うために毎回別の画面へ移動するより、普段の仕事の流れの中で使えるほうが楽なことがあります。

一方で、「とりあえずAIに相談したい」「文章や企画の壁打ちをしたい」という入口なら、ChatGPTのほうが分かりやすく感じる方も多いと思います。

Geminiは、Googleまわりの仕事が多い人にとって強いAI。

ChatGPTは、もう少し広く何でも相談しやすいAI。

最初はこのくらいの理解で十分です。

Claude Codeは、Webやコードを作る人向け

ClaudeというAIもあります。

文章を書いたり、長い資料を読んだりするのが得意なAIとして使われることが多いです。

その中でもClaude Codeは、名前のとおりコードを書く仕事に向いたツールです。

Webサイトを直す。

アプリのコードを読む。

エラーの原因を探す。

機能を追加する。

こういう作業をAIと一緒に進めるためのものです。

ただ、初心者の方がいきなりClaude Codeから入ると、少し難しく感じるかもしれません。

なぜなら、コードを書くAIは、ただ質問に答えるだけではなく、ファイルを読んだり、修正したり、確認したりする使い方になるからです。

これはとても強力です。

でも、最初にAIへ慣れる段階では、少し情報量が多いと思います。

すでにWeb制作やプログラミングをしている方なら、Claude Codeはかなり心強い選択肢になります。

一方で、プログラミング未経験の方が「AIを仕事に使ってみたい」という入口なら、まずはChatGPTから始めて、次にCodexやClaude Codeのような制作向けAIへ進むほうが入りやすいです。

Notion AIは、メモや社内情報を扱う人に向いている

Notion AIは、Notionをよく使っている人に向いたAIです。

Notionは、メモ、議事録、タスク管理、社内Wiki、企画書、データベースなどをまとめられるツールです。

そこにAIが入ると、

  • メモを要約する
  • 議事録からタスクを出す
  • ページの文章を直す
  • 社内情報を探しやすくする
  • 企画メモを下書きにする

こういう使い方がしやすくなります。

すでにNotionを仕事の中心にしている方なら、とても便利だと思います。

逆に、Notion自体をまだ使っていない方が、AIのためだけにNotion AIから始める必要はあまりないかもしれません。

Notionの使い方を覚えることと、AIの使い方を覚えることが同時に来るからです。

まずはChatGPTでAIに慣れてから、「メモや資料をNotionにまとめているから、Notion AIも使ってみよう」と広げるくらいでいいと思います。

Codexは、作るところまで進みたい人に合う

ここまで、ChatGPT、Gemini、Claude Code、Notion AIについて書きました。

そのうえで、僕が最近かなり使っているのがCodexです。

Codexは、ChatGPTを運営するOpenAIが作ったコード作業向けAIです。

ざっくり言うと、ChatGPTで相談しながら考えて、Codexで実際にWebページやコードを作っていくような使い方ができます。

たとえば、

  • LPの文章を考える
  • 問い合わせフォーム付きのページを作る
  • サービス案内ページを改善する
  • 小さな業務ツールの試作品を作る
  • Webサイトの表示を直す
  • 既存のコードを読みながら機能を追加する

こういうことを、AIと一緒に進められます。

もちろん、Codexも魔法ではありません。

何を作りたいのか。

誰に見てもらうページなのか。

どんな項目が必要なのか。

どこまでできたら一旦よしとするのか。

こういうことは、人間側が考える必要があります。

ただ、その考えをもとに、実際のページや仕組みを作るところまで進めやすいのがCodexの良いところです。

僕がChatGPTとCodexをすすめたい理由もここにあります。

ChatGPTは、考える・書く・相談するところに強い。

Codexは、作る・直す・動かすところに強い。

この2つを組み合わせると、初心者でも「AIに聞いて終わり」ではなく、「AIと一緒に実際のものを作る」方向へ進みやすくなります。

初心者は全部使わなくていい

生成AIの話になると、「全部試したほうがいいのかな」と思う方もいるかもしれません。

でも、最初から全部使う必要はありません。

むしろ、いきなり複数のAIを行ったり来たりすると、違いを覚えるだけで疲れてしまいます。

初心者の方は、次のように考えると始めやすいです。

文章、相談、発信、企画なら、まずChatGPT。

Googleの仕事が中心なら、Geminiも試す。

Notionに情報をためているなら、Notion AIも使ってみる。

Webページやコードを作りたいなら、CodexやClaude Codeに進む。

この順番で十分です。

大事なのは、AIツールに詳しくなることではありません。

自分の仕事が少しでも前に進むことです。

ブログが1本書ける。

サービス案内の文章が少し良くなる。

問い合わせページのたたき台ができる。

お客様向けの資料が作りやすくなる。

そういう小さな前進があれば、AIを使う意味はあります。

AIを使うときに大事なのは、自分の仕事を渡すこと

どのAIを使うにしても、ひとつ大事なことがあります。

それは、自分の仕事の前提をちゃんとAIに渡すことです。

たとえば、ただ「ブログを書いて」と言うだけだと、AIは一般的な文章を書きます。

でも、

  • 誰に向けて書くのか
  • その人は何に困っているのか
  • 自分はどんなサービスをしているのか
  • どんな言い方なら自然なのか
  • 最後にどこへ案内したいのか

ここまで伝えると、文章はかなり変わります。

Webページを作るときも同じです。

「LPを作って」だけでは、どこかで見たようなページになりやすいです。

でも、自分の事業、対象のお客様、申し込みまでの流れ、よくある不安、伝えたい強みを渡すと、AIはかなり使いやすくなります。

AIを使う力は、難しい専門用語を覚えることだけではありません。

自分の仕事を、AIに伝わるように説明する力でもあります。

ここができるようになると、ChatGPTでもCodexでも、かなり仕事に使いやすくなります。

自分でAIを使って作れるようになりたい方へ

もし初心者の方が最初に選ぶなら、僕はまずChatGPTをおすすめします。

そして、文章や企画だけでなく、Webページや小さな仕組みまで作ってみたい方には、Codexもかなり面白い選択肢です。

ただ、ひとりで始めると、最初の一歩で止まることもあります。

アカウントを作ったけれど、何を聞けばいいか分からない。

AIに頼んでみたけれど、思ったものと違う。

ページを作りたいけれど、どこから始めるか分からない。

エラーが出ると、そこで止まってしまう。

こういうところを一緒に越えるために、僕は「AIバイブコーディング1日講座」を用意しています。

この講座では、難しいプログラミングの勉強から入るというより、あなたの事業アイデアやサービスをもとに、ChatGPTやCodexを使って実際に作ってみます。

たとえば、問い合わせフォーム付きのLP、サービス案内ページ、小さなWebツールの試作品などです。

AIに何を伝えると動きやすいのか。

どこを人間が判断したほうがいいのか。

作ったものをどう見直せばいいのか。

そこまで含めて、1日で体験してもらう講座です。

生成AIをただ眺める側ではなく、自分の仕事に使って、実際に作る側へ進みたい方には合いやすいと思っています。

AIバイブコーディング1日講座の詳細はこちら

まとめ

生成AIは種類が多いので、最初は迷いやすいです。

でも、初心者の方は全部を覚えようとしなくて大丈夫です。

まず広く使いやすいのはChatGPT。

Googleの仕事が多いならGemini。

Notionを使っているならNotion AI。

コードやWeb制作に進むなら、CodexやClaude Code。

このくらいで考えると選びやすくなります。

僕自身は、ChatGPTとCodexの組み合わせがかなり実務に合っていると感じています。

考える、書く、相談する。

そして、実際に作る、直す、動かす。

この流れまでAIと一緒にできるようになると、AIはただのチャット相手ではなく、仕事を前へ進める道具になります。

まずはひとつ、今の仕事に関係する小さなテーマで使ってみてください。

そこから少しずつ、自分の事業に合う使い方が見えてくると思います。

NEWSLETTER

AI時代のビジネスヒントをメールで受け取る

新着記事や実践メモ、スモールビジネスづくりに役立つ情報をお送りしています。